遂にオイカワと対面

Don West

2023年10月19日 07:00

なんとしてもオイカワをフライタックルで釣りたいのです。#1の6ftというショートロッドで挑戦していますが、いまだウグイと子バスしか釣っていないのです。

ふと、ナマズ釣りにハマっていた頃に川をライトで照らすとベイトフィッシュがボイルするように逃げ惑っていたことを思い出しました。

これをフライタックルで釣ればいいんだ。

そこで、昔よく行っていた鯰ポイントをのぞいてみました。
1ヶ所は工事で流れがなくなって水が淀んでしまっていました。ここはダメですね。
もう1ヶ所、こちらは岸に藪や低木が茂り過ぎて入れなくなったポイントだったんですが、なんとこれらが流され石の河原が出来ているではありませんか。これは釣ってみなくては。てか、オイカワではなくナマズも狙ってみたくなりますね。


16時に到着。小さなモジリがあちらこちらに。米ぬかと蛹粉を混ぜて少し水を加えた団子を投入します。管釣りのペレットタイムのようなボイルを期待したのですが特に変化はありませんでした。
陽が傾くにつれモジリが増え、そのうち魚体がロケットの様に飛び出すようなライズが辺り一面に広がります。まさにスーパーライズ!だけど魚ちっさー!

市販のOWNERハヤ・ヤマベ毛鈎を2本ティペットに結びキャストするとほぼ毎回アタックがあります。が、魚が小さくフッキングしません。残念なことに今日はこの毛鉤しか持ってきていません。時折大きめの魚もライズしてはいるのでそれらが食ってくれるのを期待しながらキャスティングを続けます。

暗くなってきてもうやめようかなという頃、ピックアップしたフライに掛かっていた魚が吹っ飛んできました。

オイカワです!え?カワムツかな?どちらにせよキラキラしていて美しいですね。

中学生の頃に新潟市内の濁った水路で始めて釣って、それ以降見たことがなかったんです。あの濁った川にはヘラに混じって移入したんでしょうか?今もいるのかな?実家に寄った時にチャレンジしてみようと思います。

このポイント、小さなオイカワなら湧くほどいることが判明。ミッジサイズのフライを準備して再チャレンジです。
翌日夕方、少し下流の少し浅いエリアに来てみました。
TMC206BLの#20にパールティンセルとグリズリーハックルで巻いたカディスピューパ風のフライ。手持ちのフライでは一番コンパクトだと思うのです。
昨日とは嘘のようにライズが少ないですが、それでもほぼキャストの度に反応があります。ティペットの先でモジリがありティペットが引き込まれるのです。ただ手元にアタリは感じませんしフッキングもしません。
1時間近く粘りましたが、手元にアタリが伝わったのは5〜6回、うち3匹がフッキングしました。

よくフッキングしたなぁってくらい小さいです。体側に独特の斑紋が微かに見えます。コイツは紛れもなくオイカワです!#20のフックではまだまだ大き過ぎますね。

てか、結構な確率でリーダーとティペットの結束部にライズしてきます。フライを見て食って来るというより水面に出来たディンプルを食って来ているのかな?ならば超ミッジサイズのフックにADWのマーカーだけ付けたのでも釣れるのでは?試してみなくては!

時期的にサイズが小さい時期なんでしょうか?それともこのポイントのオイカワはこんなもんなのかな?
とにかく#22以下のフライを準備しなくては…

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