2022年09月29日
日光 湯川へ
初めて日光湯川へ行ってきました。
中学生の頃、先日のブログで書いた『ダイワルアー・フライ』の写真を見て湯川に想いを馳せていました。湯川、戦場ヶ原の美しい景色もそうですが、西洋人が優雅に過ごしていた中禅寺湖湖畔の風情にも興味がありました。
今住んでいる所からはさほど遠くないので、行こうと思えば気楽に行ける距離なのです。が、いざ行くとなると色々と不安があり尻込みしていました。エキスパートな方々が集まる川というイメージがあり、手拭いハチマキにブーツ一体型ウェーダーというヘタクソ田舎フライ・フィッシャーには場違いなのではないかと。
まぁ、平日なら多少は釣り人は少ないだろうと、こっそり平日に行くことにしました。
自宅を4時に出発、関越道沼田ICで国道120号線に降りて7時前に赤沼茶屋到着です。約150km。県北へ行くのと同じくらいですね。片品からはそこそこの山岳路になります。
放流をやめてからは上流域が人気みたいですが、自分の中で湯川のイメージは赤沼茶屋から入った中流域の景色です。初挑戦は迷うことなく赤沼茶屋から入ります。
書籍やネットで散々目にし、イメージを膨らませた通りの景色が目の前にあります。
イメージした通り木の枝に邪魔されまともに釣りができない状態で小田代橋まで来てしまいました。
所々竿を出しながら来た道を戻りました。
早朝は数人の釣り人が居ただけで、ドングリが落ちる音しかしない静かな静かな森の中でした。川の流れる音がしないというのが不思議な感覚。
そのうち小学生の団体さんがあちらこちらに。静寂が一気に打ち消され、まるで運動会の会場のように。昼近くになると高齢者中心に多くのハイカーが。トレッキングも早朝の静寂の中がお勧めです。
有名観光地ですから仕方ありませんが、騒がしさとポイント移動の度に人とすれ違うのが徐々に苦痛になり、少し早いですが14時前に帰途につきました。週末にはとても行く気になれません。
結局、1匹もキャッチ出来ませんでした。
条件は良かったと思います。釣り人も少なかったですし、朝のうちはハッチもありあちこちでライズが。カディスも多く流れていました。
張り出した枝が邪魔で思うようなキャスティングが出来なかったことが1番の敗因です。ウェーディングして枝を避ければよいのですが、水量が多くウェーディング出来なかったり、川床がぬかるんで危なくて立ち込めなかったり。腰までウェーディングして川通しで釣り上がっている方もいました。川床の様子まで熟知していないと出来ないですね。
青木橋上流で釣り道を見失ってしまいました。入渓点も初見ではわからないです。
これは頻繁に通ってポイントとアプローチ方法を見つけ出さないとキビシイですね。
帰り道、日の入り直前に近所の川に寄ってちびヤマメを釣って慰めました。
ところで、グラバーが釣っていたのは今から120年ほど昔。その間に植生も遷移しているはずです。もしかしたら当時は木は茂っていなかったのかもしれませんね。
中学生の頃、先日のブログで書いた『ダイワルアー・フライ』の写真を見て湯川に想いを馳せていました。湯川、戦場ヶ原の美しい景色もそうですが、西洋人が優雅に過ごしていた中禅寺湖湖畔の風情にも興味がありました。
今住んでいる所からはさほど遠くないので、行こうと思えば気楽に行ける距離なのです。が、いざ行くとなると色々と不安があり尻込みしていました。エキスパートな方々が集まる川というイメージがあり、手拭いハチマキにブーツ一体型ウェーダーというヘタクソ田舎フライ・フィッシャーには場違いなのではないかと。
まぁ、平日なら多少は釣り人は少ないだろうと、こっそり平日に行くことにしました。
自宅を4時に出発、関越道沼田ICで国道120号線に降りて7時前に赤沼茶屋到着です。約150km。県北へ行くのと同じくらいですね。片品からはそこそこの山岳路になります。
放流をやめてからは上流域が人気みたいですが、自分の中で湯川のイメージは赤沼茶屋から入った中流域の景色です。初挑戦は迷うことなく赤沼茶屋から入ります。
書籍やネットで散々目にし、イメージを膨らませた通りの景色が目の前にあります。
イメージした通り木の枝に邪魔されまともに釣りができない状態で小田代橋まで来てしまいました。
所々竿を出しながら来た道を戻りました。
早朝は数人の釣り人が居ただけで、ドングリが落ちる音しかしない静かな静かな森の中でした。川の流れる音がしないというのが不思議な感覚。
そのうち小学生の団体さんがあちらこちらに。静寂が一気に打ち消され、まるで運動会の会場のように。昼近くになると高齢者中心に多くのハイカーが。トレッキングも早朝の静寂の中がお勧めです。
有名観光地ですから仕方ありませんが、騒がしさとポイント移動の度に人とすれ違うのが徐々に苦痛になり、少し早いですが14時前に帰途につきました。週末にはとても行く気になれません。
結局、1匹もキャッチ出来ませんでした。
条件は良かったと思います。釣り人も少なかったですし、朝のうちはハッチもありあちこちでライズが。カディスも多く流れていました。
張り出した枝が邪魔で思うようなキャスティングが出来なかったことが1番の敗因です。ウェーディングして枝を避ければよいのですが、水量が多くウェーディング出来なかったり、川床がぬかるんで危なくて立ち込めなかったり。腰までウェーディングして川通しで釣り上がっている方もいました。川床の様子まで熟知していないと出来ないですね。
青木橋上流で釣り道を見失ってしまいました。入渓点も初見ではわからないです。
これは頻繁に通ってポイントとアプローチ方法を見つけ出さないとキビシイですね。
帰り道、日の入り直前に近所の川に寄ってちびヤマメを釣って慰めました。
ところで、グラバーが釣っていたのは今から120年ほど昔。その間に植生も遷移しているはずです。もしかしたら当時は木は茂っていなかったのかもしれませんね。
Posted by Don West at 20:29│Comments(2)
│フライフイッシング
この記事へのコメント
はじめまして、kuzucraftと申します。
湯川、良いですね~。私も良い思いをしたことはありませんでしたが、なんとなく自然に溶け込んたような気がして大好きな場所です。
湯川、良いですね~。私も良い思いをしたことはありませんでしたが、なんとなく自然に溶け込んたような気がして大好きな場所です。
Posted by kuzucraft at 2022年09月29日 21:03
はじめまして。
湿地帯の向こうに雄大な男体山が見えたり、川沿いのミズナラ林など、良い景色ですよね。
早朝の観光客がいない時の静寂は感動ものでした。
釣りの方は残念な結果でしたが、この景色を見ることができただけでも満足です。
湿地帯の向こうに雄大な男体山が見えたり、川沿いのミズナラ林など、良い景色ですよね。
早朝の観光客がいない時の静寂は感動ものでした。
釣りの方は残念な結果でしたが、この景色を見ることができただけでも満足です。
Posted by Don West at 2022年09月30日 06:47