2024年10月30日
乾電池駆動ミニサイズギターアンプ VOX編
乾電池駆動ミニサイズギターアンプ、第4弾です。
VOXのamplug2は以前からスマホ用超安価スピーカーに繋げて音を出していました。専用キャビネットが販売されていることをすっかり忘れていたんです。その専用キャビネットは3,600円前後で流通しています。amplug2本体は5,000円前後なので、セットで揃えても1万円でおつりがきます。
前にも書きましたがこのamplugシリーズ、怪しい中華メーカーなのかと思っていましたが、れっきとしたVOX製なんです。しかもアナログとのこと。
キャビネットにamplug2をセットしたサイズは丁度Marshall MS2と同じくらい。重さも同じくらいの感じです。こちらも硬いシールドを使うと倒れそうです。
出力は2W、3インチスピーカー一発です。
確かamplug2本体はブリスターパックみたいなのに入っていましたが、キャビネットは厚紙の箱に。そして現代の電化製品とは思えない程の書類が同梱されています。でも取説ではなく警告みたい。しかし何ヶ国語あるんだ!?
前面はネットではなくスチロールみたいな有孔性の素材にプリントしてるのかな?
筐体は何とも雑な仕上げのプラ製。これはamplug2本体も同じですね。
背面に乾電池を入れますが、ここにamplug2本体との接続ケーブルが収納されます。この細かな気配りは良いですね〜。
amplug2をセットするとキャビネットとの間には隙間ができます。ジャックの差し込みが硬いので簡単に回転することはないですが、ダイヤルを回してセッティングしているうちにズレてきます。几帳面な自分はその度にツライチになるよう直してしまいます。隙間テープなんかを貼るとズレにくくなるかもしれませんね。
サウンドはMarshall MS2やFender Mini '57 Twin-Ampに比べるとおとなしい感じ。少々箱鳴り感が強いというか奥まったようなサウンドですね。Fenderのようなバリバリと耳に痛いようなサウンドではなく、Marshallのように歪まない、ということはありません。特定のアンプをイメージして個性を強調しているわけではなく、サウンドバリエーションも作り出せるという点でこれらのミニアンプとは方向性が違っています。自宅練習用には最も向いているんじゃないでしょうか。
ただ、これはキャビネットではなくamplug2本体の問題ですがダイヤルのガリが酷いです。それとガリが出た時やゲインを上げて強く弾いた時にはバリバリと音が割れたりキャビネットの電源LEDが点滅したりして音が途切れ途切れになります。リミッターが付いているのかな?
ダイヤルのガリはamplugシリーズではよくあるみたいで、接点復活剤で治ったとのレポートが結構あります。早速やってみましょう。学生時代、今から30年以上前に購入した接点復活剤、アリアの接点洗浄スプレーを引っ張り出してきました。なんと、今でも同じデザインで販売されているみたいです。
初代amplugではジャックが固定式でその根本にネジがあるようですが、amplug2ではネジが見当たりません。電池ボックス内にネジが見つかりましたが、これを外しても本体の爪が固くて分離するのに壊してしまいそうだったので諦めました。電池ボックスの蓋も固くて開ける度に割れないか心配なんですよ。固い上にプラの質も悪そうですし。
で、ダイヤルの隙間に接点復活剤のノズルを差し込み少量を噴霧することにしました。30年以上前のスプレー、ちゃんとガスが残っていてしっかり噴射されました。
少量噴霧してグリグリぐりぐりダイヤルを回す、を3回ほど繰り返し、その後もしつこくダイヤルを回しました。
その結果、見事ガリは消えました。が、音割れは相変わらず。amplug2のゲインやボリュームを上げるとバリバリとオーバーロードしたように音が割れます。これはやはりリミッターなのか?てか、ゲインをフルにするとボリューム4程度でオーバーロードって…
結局このミニアンプも大音量は無理ですね。
VOXのamplug2は以前からスマホ用超安価スピーカーに繋げて音を出していました。専用キャビネットが販売されていることをすっかり忘れていたんです。その専用キャビネットは3,600円前後で流通しています。amplug2本体は5,000円前後なので、セットで揃えても1万円でおつりがきます。
前にも書きましたがこのamplugシリーズ、怪しい中華メーカーなのかと思っていましたが、れっきとしたVOX製なんです。しかもアナログとのこと。
キャビネットにamplug2をセットしたサイズは丁度Marshall MS2と同じくらい。重さも同じくらいの感じです。こちらも硬いシールドを使うと倒れそうです。
出力は2W、3インチスピーカー一発です。
確かamplug2本体はブリスターパックみたいなのに入っていましたが、キャビネットは厚紙の箱に。そして現代の電化製品とは思えない程の書類が同梱されています。でも取説ではなく警告みたい。しかし何ヶ国語あるんだ!?
前面はネットではなくスチロールみたいな有孔性の素材にプリントしてるのかな?
筐体は何とも雑な仕上げのプラ製。これはamplug2本体も同じですね。
背面に乾電池を入れますが、ここにamplug2本体との接続ケーブルが収納されます。この細かな気配りは良いですね〜。
amplug2をセットするとキャビネットとの間には隙間ができます。ジャックの差し込みが硬いので簡単に回転することはないですが、ダイヤルを回してセッティングしているうちにズレてきます。几帳面な自分はその度にツライチになるよう直してしまいます。隙間テープなんかを貼るとズレにくくなるかもしれませんね。
サウンドはMarshall MS2やFender Mini '57 Twin-Ampに比べるとおとなしい感じ。少々箱鳴り感が強いというか奥まったようなサウンドですね。Fenderのようなバリバリと耳に痛いようなサウンドではなく、Marshallのように歪まない、ということはありません。特定のアンプをイメージして個性を強調しているわけではなく、サウンドバリエーションも作り出せるという点でこれらのミニアンプとは方向性が違っています。自宅練習用には最も向いているんじゃないでしょうか。
ただ、これはキャビネットではなくamplug2本体の問題ですがダイヤルのガリが酷いです。それとガリが出た時やゲインを上げて強く弾いた時にはバリバリと音が割れたりキャビネットの電源LEDが点滅したりして音が途切れ途切れになります。リミッターが付いているのかな?
ダイヤルのガリはamplugシリーズではよくあるみたいで、接点復活剤で治ったとのレポートが結構あります。早速やってみましょう。学生時代、今から30年以上前に購入した接点復活剤、アリアの接点洗浄スプレーを引っ張り出してきました。なんと、今でも同じデザインで販売されているみたいです。
初代amplugではジャックが固定式でその根本にネジがあるようですが、amplug2ではネジが見当たりません。電池ボックス内にネジが見つかりましたが、これを外しても本体の爪が固くて分離するのに壊してしまいそうだったので諦めました。電池ボックスの蓋も固くて開ける度に割れないか心配なんですよ。固い上にプラの質も悪そうですし。
で、ダイヤルの隙間に接点復活剤のノズルを差し込み少量を噴霧することにしました。30年以上前のスプレー、ちゃんとガスが残っていてしっかり噴射されました。
少量噴霧してグリグリぐりぐりダイヤルを回す、を3回ほど繰り返し、その後もしつこくダイヤルを回しました。
その結果、見事ガリは消えました。が、音割れは相変わらず。amplug2のゲインやボリュームを上げるとバリバリとオーバーロードしたように音が割れます。これはやはりリミッターなのか?てか、ゲインをフルにするとボリューム4程度でオーバーロードって…
結局このミニアンプも大音量は無理ですね。
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Posted by Don West at 19:51│Comments(0)
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