スノーダンプ

Don West

2023年12月09日 07:44

近年は雪の降らない地域でも大雪になってホームセンターでスノーダンプが飛ぶように売れたなんてニュースを見ることも。

多分、スノーダンプなんて見たことも聞いたこともなかった人が多いでしょう。雪掻きには欠かせない道具です。最近では長い柄の先に排土板みたいなのが付いたのもスノーダンプと言って売っていたりします。これも便利なんですよね。


今の所に越してくる前はママさんダンプというふざけた商品名のを使っていました。スチールのフレームに樹脂製のバケット、先端部は金属の刃で強化してあるモノです。軽くて扱いやすいんですけど、ここの雪には歯が立ちませんでした。最初のシーズンであえなくバケットが割れフレームも曲がり溶接が外れてしまいました。



よく見掛けるのはスチール製のスノーダンプ。濃い緑に塗られたのですね。2台目としてこれを10年以上使っていました。溶接が外れれば修理も可能ですが、うちのはバケットが錆びて穴が開いてしまったんです。しかもバケットの折り曲げ部分だったので強度も維持できなくなり全体が歪んでしまいました。
これは確か5,000円くらいだったと思います。ホームセンターで普通に売っているのですね。

なんにも手入れしないで10年以上使えたので頑丈さは間違いなし。大切に使う人はスキー用のワックスを塗ったりしています。

今シーズンに向けて、ちょっと奮発して最高級品と言われるスノーダンプを購入しました。

この辺りでは知る人ぞ知るクマ武のスノーダンプ。雪国のステータス、シルバーに輝くスノーダンプです。地元の個人経営の鉄工所が地元用に作っていた物を金物屋さんが引き継いだという逸品。

オールステンレスで錆びにくく丈夫だと言われています。サイズがいくつかあるのですが購入したのは「大」サイズ。1番大型ので、スチール製のよりも少し大きい感じがします。計ってみると約5.5kgあります。メーカーの説明でも5.5kgとのこと。バケットの奥行きが2cm小さい「中」は5.3kg、更に2cm小さい「軽い屋根用」が4.7kgとなっています。因みにスチール製のは約5.4kgでした。
巷ではクマ武は軽くて丈夫といわれていますが、軽くはないですね。メーカー側も軽いとは言っていませんし。

売りのひとつがこのバケットの先端部分。少し厚いステンレス板が溶接されていて、締まった雪に入りやすく耐久性も向上するとのことです。

気になる点も。赤線の部分にフレームがないんです。ここ、雪に押し込む時に足をかけるんです。また、持ち歩く時もここを持つとバランスが良く持ちやすいんです。

バケットのエッジが折り返して強化してあり、ここに足をかけられると説明されています。強度的に大丈夫かなぁと思うのと、ここを持とうと指をかけると折返し部分がそこそこ鋭利で指を切りそうです。

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