桃源郷

Don West

2024年06月08日 06:05

今年も日光湯川へ行ってきました。

5月末にはズミの花が開花との情報があり、早く行きたかったのですが有休が取れなかったり天候が悪かったりで、残念ながら満開のタイミングを逃してしまいました。

早朝は写真撮影の方が数組だけ。澄んだ空気と静寂に包まれた最高の景色の中にいます。まさに桃源郷。全く足が進みません。釣りどころではありません。


満開は過ぎたものの、微かに甘い香りも漂ってきます。



赤沼から大曲りまで数ヶ所で竿を出してみました。


水量は少なく、水は冷たいです。水生昆虫のハッチは多く稀にライズもありますが先ずはウエットで。
反応は良くはありませんがそれでもぼちぼち釣れます。


ドライにも出てくれます。

今回は朝早い時間に青木橋上流まで行き、釣り下がることにしました。9時過ぎに大曲りを越えて青木橋へ。この時点では全く足腰にきていません。今日は余裕かなと高を括っていました。

いつも数もサイズも出るお気に入りのポイントへ入りますが、今日は反応がよくありません。何種類かのハッチもライズもあるのですがドライは完全無視。サイズやパターンを変えてもだめ。フライのすぐ横でライズしたり。何を食べているのか全くわかりません。一気に疲れが来ました。

この後、赤沼まで釣り下がりますがハイカーが多くて木道のベンチで休憩できません。
釣り人も多いです。たまたま空いていたヤツモモウラや赤土手で釣ってみましたが反応悪いです。スレている訳ではなく食っているものにフライが合っていないみたい。それと、水面を流れるズミの花弁に紛れてフライを見失うという困った状況も。
それでも#15のライトケイヒルに何匹か出てくれました。

そんなこんなで渋い釣りをしているとやがて小学生の集団の登場です。まるで都会の雑踏にいるような騒がしさに。
こうなるともう木道に上がるのが嫌になってしまいます。嫌というか苦痛にすら感じます。

まだ満足できていませんが早々に切り上げることにしました。
次は6月後半、カッコウが鳴く頃に来てみましょうか。

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