2024年03月02日
GuildのJumbo Model 其ノ弐
いよいよ渓流が解禁になりましたが、いきなりの大雪。朝起きたら50cm近く積もっていました。
そしてネットを見ていたら驚きのニュースが。
Guildの株主であるCordobaの日本代理店がキクタニからヤマハに変更となったようです。昔、2000年頃でしょうか?ほんの一時期だけヤマハのカタログにGuildのギターが載っていました。ヤマハから機材提供を受けていたZONEのボーカルの人がS4CEを使っていましたね。これは当時Fenderを扱っていたヤマハが、Fender傘下にあったGuildも販売していたためと記憶しています。
そんなこんなでGuildのJumboモデルギターを紹介します。中国製GuildのWesterly Collectionシリーズ、F-150CEです。
このシリーズにはJumbo ModelがF-240、F-250、F-150の3モデルあります。サイドとバックの材が240はマホガニー合板、250はメイプル単板、150はローズウッド単板です。250と150にはカッタウェイモデルもあります。本国製モデルからはカッタウェイ付きが消滅した一方でWesterly Collectionシリーズでは充実しています。メイプルサイドバックの250が魅力的なんですが、何故かサンバースト仕上げしかありません(12弦モデルにだけナチュラルもあるという不思議なラインナップ)。
以前F-240を紹介しましたが、このモデルは格安Jumboのためか少々特殊です。サテン仕上げ、背板にブレーシング(バスバー)が無く、驚く程軽量です。サウンドも乾いた中音域が目立つ独特なものです。
一方、F-150CEは背板にもブレーシングが付き少し重たくなります。トップもF-240より厚く、iRig Acousticのマイクがキツキツです。
サウンドはローズウッドらしく広い音域で響いてくれます。Jumboボディらしいしっとりした深みもあります。
本家のGuildに比べれば軽量で、ギラギラゴリゴリとしたドンシャリサウンドではなく優等生っぽいまとまったサウンドです。
ヘッドにはチェスターフィールド・インレイ。F-240、F-250より上位のモデルになります。
GuildのJumboに惹かれたのはPat Methenyのソロアルバム、New Chautauquaの裏ジャケット写真を見て。MethenyがF-50を抱えている写真です。タイトルチューンのNew ChautauquaやDaybreakでの颯爽としたストローク、Country Poemの繊細でありながら力強いアルペジオ、これがGuildのJumboが奏でるサウンドなんだなぁと憧れたものです。ドレッドノートとは違う繊細さがあるんです。
F-55が欲しいのですが、ラッカー塗装という点が問題なんです。過去に某高級エレキギターのラッカー塗装を溶かしてしまい全体をベトベトにしてしまったことがあるのです。それ以来ラッカー塗装のギターは購入していないんです。サウンドはラッカー塗装の方が良いとは思うんですが…
このF-150CE、Jumboボディにカッタウェイがよく似合っていて、ルックスではかなりお気に入りのギターです。
そしてネットを見ていたら驚きのニュースが。
Guildの株主であるCordobaの日本代理店がキクタニからヤマハに変更となったようです。昔、2000年頃でしょうか?ほんの一時期だけヤマハのカタログにGuildのギターが載っていました。ヤマハから機材提供を受けていたZONEのボーカルの人がS4CEを使っていましたね。これは当時Fenderを扱っていたヤマハが、Fender傘下にあったGuildも販売していたためと記憶しています。
そんなこんなでGuildのJumboモデルギターを紹介します。中国製GuildのWesterly Collectionシリーズ、F-150CEです。
このシリーズにはJumbo ModelがF-240、F-250、F-150の3モデルあります。サイドとバックの材が240はマホガニー合板、250はメイプル単板、150はローズウッド単板です。250と150にはカッタウェイモデルもあります。本国製モデルからはカッタウェイ付きが消滅した一方でWesterly Collectionシリーズでは充実しています。メイプルサイドバックの250が魅力的なんですが、何故かサンバースト仕上げしかありません(12弦モデルにだけナチュラルもあるという不思議なラインナップ)。
以前F-240を紹介しましたが、このモデルは格安Jumboのためか少々特殊です。サテン仕上げ、背板にブレーシング(バスバー)が無く、驚く程軽量です。サウンドも乾いた中音域が目立つ独特なものです。
一方、F-150CEは背板にもブレーシングが付き少し重たくなります。トップもF-240より厚く、iRig Acousticのマイクがキツキツです。
サウンドはローズウッドらしく広い音域で響いてくれます。Jumboボディらしいしっとりした深みもあります。
本家のGuildに比べれば軽量で、ギラギラゴリゴリとしたドンシャリサウンドではなく優等生っぽいまとまったサウンドです。
ヘッドにはチェスターフィールド・インレイ。F-240、F-250より上位のモデルになります。
GuildのJumboに惹かれたのはPat Methenyのソロアルバム、New Chautauquaの裏ジャケット写真を見て。MethenyがF-50を抱えている写真です。タイトルチューンのNew ChautauquaやDaybreakでの颯爽としたストローク、Country Poemの繊細でありながら力強いアルペジオ、これがGuildのJumboが奏でるサウンドなんだなぁと憧れたものです。ドレッドノートとは違う繊細さがあるんです。
F-55が欲しいのですが、ラッカー塗装という点が問題なんです。過去に某高級エレキギターのラッカー塗装を溶かしてしまい全体をベトベトにしてしまったことがあるのです。それ以来ラッカー塗装のギターは購入していないんです。サウンドはラッカー塗装の方が良いとは思うんですが…
このF-150CE、Jumboボディにカッタウェイがよく似合っていて、ルックスではかなりお気に入りのギターです。
Posted by Don West at 08:51│Comments(0)
│ギター