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2023年12月29日

OYKOT

ミラーレス一眼デジカメ、SONYの初代α7にフィルムカメラ時代のマニュアルフォーカスレンズを取り付け、試し撮りをしてきました。

12月初旬の秋晴れの週末、初冬の景色の中飯山線の「おいこっと」を撮影すべく飯山線沿線へ。昼前に長野方から十日町へ向う下り列車を、昼過ぎに折り返す上り列車を撮影できるので効率が良いのです。その間には1往復の列車があります。

こちらはMINOLTAのMD 35-70mm F3.5。ライカと共通設計との噂もあり写りの評価が高いレンズです。70mmのテレ端でF8-11、ISO400。きれいに写りますね。連写してるんですが早めにシャッターから指を外してしまいました。もう少し引き付けなきゃ。

こちらも70mmテレ端ですがF5.6、ISO400。光量が少ないためか若干解像度が悪いです。

列車を待っている間に撮影した1枚。35mmのワイド端でF11。拡大してみると左右の端に行く程荒れています。その他は良い写りをしているだけに残念です。


MINOLTA new MD 100-300mm F5.6です。200mm辺りでF11、ISO400。写りは悪くないですね。シャッターのタイミングは相変わらず早過ぎ。

一方でこちらは300mmいっぱいでF8-11、ISO400。ピントは合っていると思うのですが甘いですね。

「おいこっと」ではありませんが同じキハ110系をもう1枚。こちらはISO800でF8。やはり解像度悪いです。

どうもこの100-300mmのズームレンズ、テレ端で撮影した写真がシャープではありません。200mmくらいなら問題なく使えるですけどね。古いレンズでクモリがあるのが影響しているのか、それともレンズの性能なのか。もしかしたら手ぶれなのかもしれません。
300mmが使えると助かるんですが…
少し追求してみましょう。  


Posted by Don West at 19:48Comments(0)

2023年12月23日

全日本プロレス '83世界最強タッグ決定リーグ戦第12戦

かつての年末の風物詩、全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦のネガが出てきました。

1980年代、中高校生だった自分はプロレス、特に全日本プロレスにハマっていました。通学途中の駅のキヨスクでプロレス新聞も買っていました(笑)

1983年12月7日、新潟市体育館で行われた第12戦。さすがに豪華な外国人選手が参加しています!

テレビカメラが入ると照明が増やされ、ASA400でストロボ無しの撮影ができました。ブレもあまりないのでシャッタースピードも1/250とかで撮っていたんじゃないでしょうか。テレビが入らない時は酷く、ASA1000とか1600を使って何とか撮影できるくらいでした。

残念なことにお亡くなりになられた選手がたくさん参加されていました。敬称略もお許しを。

第2試合のタッグマッチ。デビュー2年目の三沢選手です。この後のバトルロイヤルにも出ていました。


バトルロイヤルを含めた第5戦で早くも鶴竜コンビの登場です。相手は阿修羅原・マイティ井上の国際プロレスコンビ。リーグ戦の公式試合ですね。


第6戦、ブロディ vs ザ・モンゴリアンのシングルマッチ。

第7戦、ハンセン vs 馬場さんのシングルマッチ。

試合後のラリアットはグリーンボーイ時代のターザン後藤選手が1番被害を受けていたんじゃないでしょうか?


シン、上田組 vs ロン・フラー、バリー・ウインダム組のリーグ戦公式マッチ。


メインイベントはドリー、石川組 vs マスカラス、ドスカラス組のタッグマッチ。これはリーグ戦ではないんですね。リーグ戦にはテリーが引退した直後なのでドリーは馬場さんとのコンビで参戦していました。


撮影するには2階席からの方がよかったです。1階席だと前の人の頭やロープが邪魔になってしまうんですよね。試合を見る臨場感は俄然1階席なんですけどね。ま、料金も高かったですし。

昭和のプロレス、面白かったなぁ。  


Posted by Don West at 18:14Comments(0)

2023年12月21日

ミラーレス一眼デジカメでのオールドレンズの使い方

ミラーレス一眼デジカメにアダプターを介してオールドレンズを装着、カメラの設定メニューから「レンズなしレリーズ」が許可となっていることを確認したらいよいよ撮影です。

ちなみに前のブログで書いたようにDレンジオプティマイザーなどの補正は取り敢えず切りました。レンズ補正はどうせ機能しないので切っておきます。


この初代α7にはボディ内手ぶれ補正はありませんが、これがあるカメラでは設定します。

フィルムカメラからミラーレス一眼レフデジカメに持ち替えて一番驚いたことは、レンズに絞り環が無いこと。絞りはカメラ側でしか操作できないんですね。

ですが、オールドレンズではカメラとレンズの間で情報のやり取りなんてありません。なのでカメラ側で絞りを変えてもレンズの絞り羽は当然動きません。カメラのディスプレイには「F:- -」と表示されたまま。カメラの絞りダイヤルを回しても何も起こりません。

では、どうするか。
先ずレンズの絞り環で撮影したい絞り値に設定します。カメラ側に絞り値は表示されませんが、"手動"で絞りを決めることになります。開放で被写界深度を浅くして背景をぼかすか、絞り込んでシャープに撮りたいかなど、絞り値の設定は写真の出来栄えに大きく影響します。

レンズの絞り環を動かすと当然絞り羽が連動して動きます。余談ですがフィルム時代の一眼レフには開放測光、自動絞りというよく考えられたシステムがありました。説明すると長くなるので割愛しますが、ミラーレス一眼デジカメではこのシステムが不要になっています。

で、絞り羽が動きカメラに入ってくる光量が変動します。カメラ側では適正露出になるようシャッタースピードを設定してあげればよいのです。絞り優先モード(A)ではカメラが自動でシャッタースピードを設定してくれます。
レンズの絞り環で最も絞り込み22に設定したらカメラが適正シャッタースピードを2"に設定してくれました。絞り込んでいてもファインダーやモニターに映し出される像は明るいですね。

絞りを開放の3.5に設定したら適正シャッタースピードは1/15に設定されました。


マニュアルモード(M)では露出計(M.M.)で「+/- 0.0」になるように絞りとシャッタースピードを選びます。
レンズの絞り環で絞りを開放の3.5に設定したところ、ボディ側でシャッタースピードを1/13にしたらM.M. +/- 0.0と適正露出になりました。

レンズ絞り環は開放3.5のまま、シャッタースピードを1/30にしてみました。M.M. -1.0とアンダーになりました。フォルム一眼カメラと違いファインダーとモニターに映し出される像も出来上がりの写真と同じく暗くなります(撮影したスマホで補正されて明るく見えていますが…)。


もう、普通にデジカメの絞り優先モードやマニュアルモードで撮影するのと同じですよね。絞りを決めるのがカメラのダイヤルかレンズの絞り環かの違いだけです。

で、デジカメならではのメリットも。もし暗過ぎて絞りを開放にしてもシャッタースピードを極端に遅くせざるを得ない場合、デジカメならISO感度を上げることもできるのです。フィルム時代なら遅いシャッタースピードで妥協せざるを得ない状況が多かったです。デジカメではISO感度が露出を決める第3の要素として使えることで自由度が遥かに向上します。

これで絞りとシャッタースピード、ISO感度の組み合わせが決まればフォーカスを合わせてシャッターを押すだけです。

このピント合わせにもデジタルの恩恵があります。SONYのα7にはピーキングと拡大表示機能があるんです。ピーキングはピントが合った部分に色を付けて表示してくれる機能。フィルム時代にもファインダー中央にギラギラ光る部分がありピントが合うとギラギラが消えるというのがありましたが、原理はそれと同じ。でも遥かにわかりやすいです。
そして更に拡大表示することでシビアなピント合わせができます。
これ、本当に助かります。特に望遠レンズを使っている時は神です。



どうでしょうか?オールドレンズだからといって特に難しい操作はありません。むしろフィルムカメラより使いやすい。

実はデジカメでオールドレンズを使うのを躊躇していた理由が開放測光、自動絞りが機能しなくなる点なんです。多少なりとも荒い液晶画面で、多少なりともタイムラグもあり、そのうえ絞りを絞ればファインダーに映る像は暗くなり、ピント合わせが極めて困難なんだと思っていたのです。実際、ネット上の記事では「絞り開放でファインダーを明るくしてピントを合わせた後、目的の絞り値に設定する」などと書いてあったり。
が、実際はミラーレス一眼のファインダーは電子ビューファインダーなので、レンズから入ってきた像に対しカメラ側で設定したISO感度とシャッタースピードで感光して完成した像が映し出されるのです。なのでカメラを絞り優先モードにしておけばファインダーには常に適正露出になった像が映し出されるのです。マニュアルモードで意図的にアンダーにしなければ、ピント合わせに苦労するような暗い像になることはありません。

このようにミラーレス一眼デジカメがオールドレンズ用に使われるひとつの理由が電子ビューファインダーを装備していることなんです。光学ファインダーが一般的な一眼レフデジカメでは実絞りの像が映し出され、レンズの絞り環を絞り込む程ファインダーには暗い像が映し出されてしまうんでしょうね。また開放F値が暗いレンズも使いにくいと思います。  


Posted by Don West at 20:06Comments(0)

2023年12月16日

オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!

手元にある何本かのフィルムカメラ用レンズ。
今年になってカメラ本体も復活させ、フィルムで撮影してみました。

36枚撮りフィルムを撮り切るのに約3ヶ月かかり、100km離れたお店に現像に出してきました。
そこまで手間をかけたのに、現像されたネガをスキャナーで取り込んでみて愕然としました。ま、下手くそなんですよ。もっと場数を踏んで練習しなきゃ。でも、そのためにフィルムを使うのは勿体ないし、現像まで時間かかるから見直して反省して再トライというのも数ヶ月単位の時間が必要。

そこでデジカメを使うことを決意しました。腕を磨いてからフィルム一眼に再挑戦しようではありませんか。
手持ちの機材にマウントアダプターを追加するだけなんですが、今まで液晶画面でのピント合わせや絞り操作等の不確定要素、不安要素があり躊躇していました。Amazonをのぞいたらマウントアダプターが安価になっていたのでダメ元でトライしてみました。

手持ちの機材はこちら。実家にもう少しありますが保管状態が不安です。


AmazonでK&F ConceptのMINOLTA MD、MCレンズ用SONY Eマウント装着アダプターを約3,000円で購入しました。第2世代と言われるカッコよいデザインのものが5,000円チョイでありましたが機能は変わらないとのこと。電気接点などありませんから機能なんて皆無です。口コミではガタツキなどの精度が向上しているとか。

シルバーのリングがアダプターです。下のプラケースに入っていました。

MD-NEXになっていますが、35mmフルサイズのαシリーズでも問題なく使えます。第2世代といわれるものはMD-Eになっています。Eマウントということですね。

ボディ側に装着。若干緩く少々ガタつきがあります。

そこにレンズを装着。こちら側はガタつきなくしっかり装着できました。かなり長くなっちゃいますね。上に飛び出したエノキ茸状のリリースボタンが不格好です(笑)


カメラはSONYの初代α7 。
この初代α7にはボディ側の手ブレ防止機能がなく、更にマウントが樹脂製です。そしてバッテリーなどは既に廃盤となっています。社外品は安価に手に入りますが、バッテリーは純正が望ましいとの意見もあります。
これらの点は結構重要なポイントですよね。修理サポートや部品在庫の期限もありますし、中古を購入するのならもっと新しいモデルの方が良いと思います。

所謂オールドレンズ用にはミラーレス一眼レフデジカメが使われます。理由はいくつかあるのですがそれはまた別の機会に。SONYならAPS-CサイズのNEXシリーズやαの6000番台もよく使われているようですが、マニュアルフォーカスで使うのでファインダー装備の機種に限られます。
APS-Cだと35mmフィルムをトリミングした形になり、焦点距離が1.5倍相当、つまり50mmレンズなら75mm相当の画角になるそうです。望遠側を使いたい人にはお得で超望遠も手に入りやすくなるのですが、オールドレンズならではの周辺部の光量低下や解像度の甘さを期待する人には向かないかな、と思います。

さて、レンズをセットしたらカメラ側の設定を確認します。
メニューから「レンズなしレリーズ」が許可されているか確認します。デフォルトで許可になっているはずです。
後はボディ内手ぶれ補正がある機種ならそれを設定。
Dレンジオプティマイザーや各種補正は取り敢えずOFFにしてみます。レンズ補正は装着されたレンズの機種をカメラが認識してその機種に応じた個別情報を元に補正するらしいのです。つまり対応した機種にしか機能しません。古いMFレンズの情報なんてないでしょうし、第一電子接点がないので機種の認識すらできないでしょう。

後は露光とフォーカスを合わせてシャッターを押すだけ。

最近の一眼デジカメではレンズに絞り環が付いていないんですよね。カメラ側で絞り値を決めると電気的にレンズへ伝わり絞り羽を動かすと。オールドレンズにはそんな業は通用しません。
オールドレンズを装着したミラーレス一眼デジカメは絞りは機能しません。ディスプレイには「F:- -」と表示され、絞りダイヤルを回しても何も起きません。

この辺り、実際の使い方についてはまた別に書こうと思います。  


Posted by Don West at 08:16Comments(0)

2023年12月11日

銀塩 vs デジタル

今年9月にカメラに装填した36枚撮りフィルム。11月末になってようやく撮りきりました。
ちょうど新潟市出張があり、現像に出してきました。最寄りの現像してくれるお店まで約100km離れています(笑)

列車の走行写真を撮るのは何十年ぶりでしょうか。
もともと下手なうえにブランクで更に下手くそに。色々と修行しなければ…
でも上越線ではこんな長い編成の列車は1日数本しか撮影チャンスがありません。各停の本数も1時間に1本程度で編成も短いと。修行したくても出来ない現状なんですよね。
線路脇の草が茂り過ぎて邪魔ですが、もう場所を変える時間もありませんし、明るい時間帯の上り貨物はこの1本だけだったので撮影強行しました。

修行のためE129系を狙ってみます。編成は短いですがE129系も中々絵になりますね。



望遠域で撮影するとフォーカスの甘さや手ブレなのかシャープではないんです。特に300mmいっぱいで撮影した遠景。レンズの限界の可能性も考えられますが…
少し追求しなくては。


趣向を変えてローカル線でも練習を。

これから鉄道写真を撮るには幹線での長編成ではなくローカル線で沿線の景色主体に、というテーマにならざるを得ないのかもしれません。
まだ特急列車が残り貨物列車も多い信越線本面に挑戦しましょうか。

同じアングル、同じ撮影条件でフィルムとデジカメを比較してみました。
先ずはフィルム。レンズはMINOLTAのnew MD 100-300mm F5.6。画角約100mm、F:8-11、シャッタースピード:1/125で撮影です。

こちらはデジカメ。SONYのRX100です。マニュアルモードで同条件で撮影。

何故かかなりのアンダーです。

PCの画面で拡大して見るとフィルムの方が解像度は明らかに劣ります。レンズ性能だけでなくフィルムの性能もあるんでしょうね。ですがスマホの画面で見る分には露出以外あまり違いはわかりません。

驚いたのはフィルムカメラらしさというのが感じられないこと。古いレンズとはいえ性能が熟成していた80年代のレンズです。しっかり美しく映るんでしょう。撮影したネガも現像したてで、経年劣化による退色もありませんからね。

これなら無理にフィルムに拘るより一眼デジカメに古いレンズを装着するというのも面白そうです。  


Posted by Don West at 18:44Comments(0)

2023年12月09日

スノーダンプ

近年は雪の降らない地域でも大雪になってホームセンターでスノーダンプが飛ぶように売れたなんてニュースを見ることも。

多分、スノーダンプなんて見たことも聞いたこともなかった人が多いでしょう。雪掻きには欠かせない道具です。最近では長い柄の先に排土板みたいなのが付いたのもスノーダンプと言って売っていたりします。これも便利なんですよね。


今の所に越してくる前はママさんダンプというふざけた商品名のを使っていました。スチールのフレームに樹脂製のバケット、先端部は金属の刃で強化してあるモノです。軽くて扱いやすいんですけど、ここの雪には歯が立ちませんでした。最初のシーズンであえなくバケットが割れフレームも曲がり溶接が外れてしまいました。



よく見掛けるのはスチール製のスノーダンプ。濃い緑に塗られたのですね。2台目としてこれを10年以上使っていました。溶接が外れれば修理も可能ですが、うちのはバケットが錆びて穴が開いてしまったんです。しかもバケットの折り曲げ部分だったので強度も維持できなくなり全体が歪んでしまいました。
これは確か5,000円くらいだったと思います。ホームセンターで普通に売っているのですね。

なんにも手入れしないで10年以上使えたので頑丈さは間違いなし。大切に使う人はスキー用のワックスを塗ったりしています。

今シーズンに向けて、ちょっと奮発して最高級品と言われるスノーダンプを購入しました。

この辺りでは知る人ぞ知るクマ武のスノーダンプ。雪国のステータス、シルバーに輝くスノーダンプです。地元の個人経営の鉄工所が地元用に作っていた物を金物屋さんが引き継いだという逸品。

オールステンレスで錆びにくく丈夫だと言われています。サイズがいくつかあるのですが購入したのは「大」サイズ。1番大型ので、スチール製のよりも少し大きい感じがします。計ってみると約5.5kgあります。メーカーの説明でも5.5kgとのこと。バケットの奥行きが2cm小さい「中」は5.3kg、更に2cm小さい「軽い屋根用」が4.7kgとなっています。因みにスチール製のは約5.4kgでした。
巷ではクマ武は軽くて丈夫といわれていますが、軽くはないですね。メーカー側も軽いとは言っていませんし。

売りのひとつがこのバケットの先端部分。少し厚いステンレス板が溶接されていて、締まった雪に入りやすく耐久性も向上するとのことです。

気になる点も。赤線の部分にフレームがないんです。ここ、雪に押し込む時に足をかけるんです。また、持ち歩く時もここを持つとバランスが良く持ちやすいんです。

バケットのエッジが折り返して強化してあり、ここに足をかけられると説明されています。強度的に大丈夫かなぁと思うのと、ここを持とうと指をかけると折返し部分がそこそこ鋭利で指を切りそうです。
  


Posted by Don West at 07:44Comments(0)

2023年12月06日

廃盤

雪国の必需品、送水ホースです。通称スカイホース。
穴無しの他に片穴とチドリ状の両穴があります。ポンプで汲み上げた地下水をこのホースで玄関先や駐車場に流して雪を融かすのです。

太さのバリエーションもあり、うちでは一番細い25mmの穴無しと片穴を使っていました。ところが、去年から穴開きがどこを探しても売っていないんです。お店で聞いても25mm穴開きは廃盤になったとか、普通に入ってきますよとか、まちまちの回答が。

5年も使えば劣化で固くなり、車が踏むところは5年待たずに使えなくなります。今年辺りはほぼ全取っ換えかなと思っていました。

今年も売っていません。が、たまたま立ち寄った大手ホームセンターで50m巻が売っているではありませんか。パートさんしかいなかったので在庫処分なのか入荷したのかはわかりませんでしたが、50mあれば2回交換できそうです。


50mで約18,000円とバカにならない価格ですが、これがなければ冬を越せません。迷わず購入です。

コロナ禍を引き金に様々な物が値上がりや廃盤になっています。仕事に使う資材も定番品がいきなり廃盤になったり平気で5倍以上値上がりしたり。
本当にコロナの影響なのでしょうか?  


Posted by Don West at 21:10Comments(0)

2023年12月01日

骨董デジカメを愛でる 後編

格安で入手したジャンク品の17年前のコンデジ、バッテリーと充電器を購入して電源を入れたら撮影できました。エラーも出るもののだましだましなら使えそうです。

内蔵メモリーだけでは標準画質で8コマしか保存できません。また、クレードルが無いのでPCにコピーも出来ません。
そこでSDカードを入れてみました。
取説では256で約140コマ撮影可能とのこと。
手持ちで64GBがあったので入れてみました。ところが認識しません。接触が悪いようで、何度も抜き差ししたり角度を付けて差し込んでみたり。そのうち何とか認識し初期化出来ました。が、撮影画面で撮影可能枚数が9999枚とか異常な枚数になっています。何枚か撮影しているとカードエラーが。
よくよく見てみるとMBなんですよ!入れていたのは64GB。てか、よく初期化されましたね。今時256MBなんて売ってません。あってもコスパ悪いし買う気にもなりません。取説では1GBまで動作確認済みのがあげられているので64GBも使えるのかもしれませんが。
引き出しを漁ったところ、何と256"M"BのマイクロではないSDカードが出てきましたよ!IO DATA製。何かに付いてきたのかな?

で、カメラのスロットに差し込むとやはり接触が悪い様子。ですが何度目かの抜き差しで認識し、初期化も完了!撮影可能枚数の表示も正常になりました。


ま、色々と不思議というか時代遅れというか劣化著しいというか…
でも使えないわけではないと。

そうなると更に欲が出てきます。
でも、メモやちょっとした記録に使うつもりでもスマホがあればそっちばかり使うことになるでしょうね。なんせ、撮影して鑑賞して転送してSNSに上げてってのが1台で完結しますし。使い分ける意味も必要性もありませんからね。

せめて撮影した画像をPC等の大きな画面で見てみたいです。カメラのモニターは小さいうえに明るさも画質も最悪。細部は全くといっていいほど見えませんから。
Wi-Fiは付いていないので、いちいちSDカードを抜いてPCに差し替えてコピーするか、専用クレードルを使うかです。
あ、因みに上位機種のS7cには無線LAN機能が付いていますが、これがWi-Fiのことですね。当時はまだWi-Fiという言葉はなかったのかな?
で、SDカードの抜き差しは接触不良が心配です。今は何とか使えていますが、いつ接触不良でSDカードを認識しなくなるかドキドキなので、できれば触れたくない。かといってクレードル経由の転送には専用ソフトが必要みたい。当時はWindows XPの対応で、2008年にはメーカーサイトからの提供が終了しています。何処かから探してきてもWindows10で使えるかわかりません。

で、結局クレードルも買ってしまうわけです。
当然廃盤なので中古を探したところ、まぁまぁの価格でACアダプターやケーブル類が揃ったものが見つかりました。


何だかんだで結構な出費になっています。こんなんなら付属品一式そろった美品を落札したほうが良かったかもと反省。

あ、あと、バックアップバッテリーが無いのか駄目になっているのか、バッテリーを外すとカレンダーがリセットされます。なのでバッテリーを外さずに充電できるクレードルはありがたいです。でも、バッテリーが空になれば同じことかな。


クレードルとWin10PCを付属のUSBケーブルで接続し、デジカメをメニューからMass StorageモードにしてクレードルにセットするとUSBストレージとして難なくPCが認識してくれました。

で、撮影した写真を見てみると…
何だかボヤケてますねぇ…よ〜く見るとピントは合ってるんですけどモヤがかかったような。


レンズに光が入るとフレアが酷いです。レンズの汚れ?細かい傷?それともコーティング剥がれ?

順光でコントラストが強い被写体なら見れなくもないですが…


レンズを覗き込んでもひどい汚れや傷は見当たりません。ダメ元でクリーニングしてみましたが改善しません。
なんかコーティング剥がれが怪しいような。それとも内部レンズや屈曲光学系にクモリが出てるんでしょうか。

描写は悪くないと思うのですが、残念です。


ネット上にある過去のインプレ記事にはきれいな作例が載っていますから、やっぱりこの中古カメラには何らかの問題があるんでしょうね。

本体以外にかなりの投資をしましたが、結局はこんなオチになってしまいました。  


Posted by Don West at 21:17Comments(0)