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2025年02月24日

記録更新?

遂に最寄りのアメダス観測所の積雪が380cmを超えました。

町中の観測所は330cm。この観測所では昭和40年以降400cmに達した年もありますし、360cm超える年もたまにあるんです。最近では2021年の冬に370cm近くになっています。が、今年は数値以上に大雪の感じがします。1日に50cm位の雪が降り続くんです。もういい加減にしてくれ、ってくらい降り続いています。そうなると除雪や雪下ろしが追いつかず、雪捨て場も埋まってしまいますから。

毎年雪を飛ばしている空き地ももう限界。この壁を超えて一段低くなっている田んぼに飛ばしているんですが、自然に降り積もった壁が4m超えそうな高さになり、除雪機で飛ばしても超えられなくなってきました。

そんな時の為に反対側の田んぼの畦道を雪捨て場にするため雪を割っているんですが、そこが初めて役に立ちました。


二階の窓に届きました。ここに越してきてから初めてです。

3階から雪を飛ばしている場所を見下ろしてみました。もう限界ですね。

  


Posted by Don West at 21:26Comments(0)

2025年02月14日

現代版FLEX-LITE

以前ここでも書きましたが、昭和世代フライマンにとっては懐かしいフレキシブルライト、FLEX-LITE。既にメーカー廃業のため新品は入手できませんが、かつてオークションで入手しました。

電球をLED化している人もいるようですが、この世の中、同じようなライトがあるのでは?と思い色々と探していました。そして遂に理想のモノを見つけ出したのです。


中国深圳市からちょうど2週間で届きました。某通販サイトで発注したのですが、おそらく同じと思われる商品が様々な価格で出ているんですよね。これは580円+送料400円でしたが、3,000円くらいってのもありましたし…


金属製の重厚な作りです。多少傷がついていますがそんなの気にしちゃだめだよ的な無骨さ。学生の頃有無を言わさず購入させられたペンライトとどことなく似ています。あれもアジア製だったのかな?


おぉ〜!びょ〜んと伸びます(笑)伸ばして使うことなんて無いだろうなぁ。小中学生の頃、こんな棒の先にチョークを付けて板書する道具ありましたね。

伸縮ロッドを収納し先端部分のグースネックだけにして、ぐぃ〜んと曲げればまさにFLEX-LITEではありませんか!

金属部分にくっつけて固定できるよう底面には磁石が付いていますが、磁力が弱すぎて使い物になりません。ま、そんな使い方はしないでしょう。外したいけど外すと無塗装のネジが露出してしまいます。

電池の入れ方がわからず悩みました。

先端部分を捻って外すと何やらバッテリーホルダーのようなものが出てきます。中にはボタン電池らしきものが入っていますが、バリが酷く引っかかって出てきません。反対側から棒を突っ込み押し出すと、なんとボタン電池LR44が4つ入っていました。

点灯させると流石LED3灯だけあり明るいです。青白い光は雰囲気ありませんが、実用面では優秀です。手元だけでなく少し先まで明るく照らしてくれます。


防水性の面では不安がありますが、あれば便利でしょう。元祖FLEX-LITEより本体はコンパクトですしね。
グースネックならクリップ式の譜面台照明も便利そうだなぁなんて思うんですが、ま、ノスタルジーも大切ということで。  


Posted by Don West at 18:32Comments(0)

2025年02月11日

最長豪雪

もう1週間近く大雪が降り続けています。ピークを過ぎたといわれた昨日朝は何と50cm超の積雪が。今朝も同じくらい積もっていました。

一時は1.5mくらいまで積雪が減り、今年は少雪だなんて言っていたのが、ほんの1週間足らずで3.5mまで増えました!


さすがにここまでの積雪となるとあちらこちらで危険な状況に。
雪下ろしをしていない空き家や納屋は倒壊寸前。
道沿いの斜面では小規模な雪崩もあちらこちらで。

こんな道路は通りたくありません。

三国峠ではこの雪が車を直撃したみたいです。

明日から気温が上がりそうな予報。間違いなく崩れますよ。  


Posted by Don West at 17:35Comments(0)

2025年02月08日

Sky Sonic T-902 その1

アコギの録音には苦労しています。

今のところFishmanのRare Earth Mic Blendが最も良いかと思っています。IK MULTIMEDIAのiRig Acoustic Stageも中々良いのですが、廃盤となってしまいました。最近はマイク録りを試したり。

円安のせいかFishmanはますます高価になっています。で、前々からRare Earth Mic Blendそっくりのピックアップがあるのが気になっていました。口コミでは中々の評判。定価もバッタもんみたいな激安でもない。ただ平行モノは激安なんですよね。

ダメ元で試してみました。

SkySonicのT-902というピックアップです。


そっくりですね。

本体の他に簡単なマニュアル、保証書(平行モノなので保証効かないかな?)、ストラップピンへのジャック取り付け部品、配線固定クリップ、乾燥剤、ボタン電池とネジの予備?が付属します。電池は本体に取り付けてありますがもうひとつ予備で付いてきます。紛失するとも思えないサウンドホール取り付け用のネジも予備で付いてきます。


コンデンサーマイク、長いです。根本がピックアップ本体にねじ込むようになっていて、グースネック部分の取り回し方によっては緩んでしまいます。要注意です。

底面にボタン電池(CR2032)ホルダーとボリュームダイアルふたつ。1弦側がコンデンサーマイク、6弦側がマグネットピックアップです。これ、両方絞っても音が出るんです。どういうバランスになっているのかよくわかりません。

エンドピンジャックです。ギターに穴を開けて装着する際は黒いパイプは不要です。その際、ナットの順番が説明書だけでは理解できないと思います。メーカーのHPが参考になりますし、また後で取り付けの様子を書こうと思います。


本家と比較してみましょう。Rare Earth Mic Blendは低音ブーストの付いた最近のモデルです。
マイクの長さが全然違いますね。てか、Rare Earth Mic Blend短っ!本体の厚さも違います。

エンドピンジャックはほぼ同じかな。


YAMAHAの格安アコギ、F-315Dに取り付けてサウンドをチェックです。取り急ぎサウンドホールからケーブルを引き出しシールドを接続しましたが、ケーブル引き出し位置が悪く1弦に接触してしまうので修正しました。



マグネットピックアップはノイズもなく音量もあります。クリアで良い音なんですが、音が奥まっていて今ひとつ物足りなさが。で、コンプレッサーかリバーブを軽く噛ますと一変、何とも良い音になります。

コンデンサーマイクはフルボリュームでもマグネットに比べて7割くらいの音量でしょうか。マグネットに比べればアンビエンスが高く高音域が強いのですが、やはり前に出てきません。他の機材のせいなんでしょうか?で、こちらも軽いコンプやリバーブで一変します。

曲にもよるのですがコンデンサーマイクのボリュームをフルにして、マグネットピックアップは30%〜50%の間で良いのかと。ソロギターやリードはマグネット50%、フォーク系ならマグネット30%が良さそうです。

Rare Earth Mic Blendと比較するとコンデンサーマイクの比率を上げてもエレキギターっぽい音ではあります。アコギ特有のキラキラ、ジャラ〜ンとした感じは弱いです。恐らくアコギ用アンプで音を出せばあまり気にはならないかもしれませんが、DTMで録音すると結構はっきりわかります。プリアンプやエフェクターで補ってあげる必要があります。
自分はD.I.からオーディオインターフェイス(Line6のTonePort UX2)を通してパソコンで録音しています。パソコン上でLine6のGearBoxでマイク用プリアンプやエフェクターをかけるとなかなか良い音になります。

早速エンドピンジャックを取り付けて固定してしまいましょう。  


Posted by Don West at 21:14Comments(0)

2025年02月01日

YAMAHA 最安?アコギ

訳あって我が家にヤマハのアコースティックギターがやってきました。

1980年代、中学生の時に初めて買ってもらったのがヤマハのFG350D。ボディサイズはヤマハで言うところのトラッド・ウエスタン、つまりDreadnought。何故かその後Dreadnoughtのアコギとは縁がありませんでした。

因みに船好きの人にとってはDreadnoughtってのが気になるところです。1900年代初頭のイギリスの戦艦の艦名です。いまだに使われるド級とはこのドレッドノートのドなんですね。

話が逸れましたが、このギターはF351Dというギターです。何だか初めてのアコギと似たモデル番号です。
カタログモデルではなく某楽器店のオーダーモデルなんですね。おそらくパーラーギターを除いた通常サイズのアコギではヤマハ最安モデルではないかと。なんとソフトケース付きで19,800円です!
FGではなくFというシリーズは知りませんでした。FGの下位シリーズになるのでしょうか?ピックガードはサウンドホールの上方まで伸びて指板に接するヤマハタイプ。個人的にはMartin風のよりこちらの方が好みです。

サウンドホールに取り付けてあるピックアップは後付けです。

ソフトケースは小さく畳まれて届きました。これでアコギが入るの!?エレキでもキツくね?と思いましたが、ちゃんと入ってくれました。





インドネシア製でスプルーストップ。サイド・バックはメランティという初めて聞く材です。ネックはナトー、指板・ブリッジはローズウッド、ナット・サドルはユリア樹脂。この辺りは定番スペックですね。ピックガードはブラック。


ペグは豪華なゴールドです。最近の安価なギターではペグのブッシュが樹脂だったりするようです。このギターはブッシュもゴールドで見た目では樹脂かどうか判別できませんが、樹脂っぽいかな。

写真を見て気付きましたが、ペグの取り付け角度が揃ってませんね。真ん中辺りのシミみたいなのは脂ぎった指先で触れた跡です(笑)


開封するとなんとも懐かしい匂いがします。塗料なのか接着剤なのか、はたまた木材の匂いも混じったような。初めてのギターも同じ匂いがしていました。懐かしいです。

ネック幅43mm、スケールはヤマハのアコギでよくある634mm、所謂ミドルスケールです。薄めのネックと相まってかなりコンパクトに感じます。弦高は12Fで6弦2.75mm、1弦1.75mm、ローポジションからハイポジションまでビビりなし。セーハも非常にやりやすく、しっかり調整されています。スケールのせいか弦のテンションも緩めで、非常に弾きやすいです。指が太いので個人的にはもう少しネック幅があった方が良いのですが最近のギターは細いのが多いですね。
弦は何が張ってあるのか不明ですが、ヤマハでは入門用の廉価ギターにもFS50BTかD'AddarioのEXP11というブロンズのコート弦(ワウンド弦のみ)のライトゲージが張ってあるようです。EXP11は廃盤になってますが。ただ、このギターはフィンガーノイズが豪快なんです。ノンコートなのかな?テンションも触感も音もナチュラルです。


ボディ形状はヤマハ伝統のFGシェイプ、トラッド・ウエスタンですが、先のFG350Dに比べると少しコンパクトな感じで非常に取り回しがしやすいです。そして軽い!恐らくトップもサイド・バックも合板だと思いますが、驚くほど軽いんです。合板は単板より剛性面で安心できます。合板でこの音とこの軽さ、良いですね。塗装は木目が浮いていたりするのでシーラーも含めて薄めなんでしょう。

ボディは軽量コンパクトとはいえ容量はそこそこあるためか鳴りが良いです。そして中々良い音。メランティというボディ材は初めて知ったのですが、ラワンに似た南洋材みたいですね。音はマホガニーに似た傾向で乾いた甘い音質でレスポンスが良いんです。弾いていて実に気持ち良いです。
これは練習用だけでは勿体ない良い音。昔、大学生のころはヤマハとはいえFGやFSの廉価モデルは鳴りも音質も今ひとつでしたが、それとは雲泥の違いです。

この出来でこの安さ。何処かに落とし穴があるのかなと観察してみました。

先ずボディのバインディング。これは表裏とも黒いペイントですね。これでは当て傷からボディを守るというバインディングの役目は果たせません。ネック際やヒール部などは雑に塗られています。接着剤のはみ出しもありますね。


トップとバックの塗装は綺麗なんですが、1弦側ショルダー部のサイドに細かい線傷が目立ちます。点状に塗装が盛り上がった所があり、それを修正しようとしたのでしょうか?そして、よく見るとボディとの接合部である14Fを境にハイポジション側の指板サイドは塗装を剥がしているみたいです。ローポジション側の指板サイドと色合いの違いが目立ちます。


ヘッドは面取りが甘く素人がヤスリで削った様な角があります。その面にはルーターのチップ痕なのか打痕なのか傷があります。傷を目立たなくするために面取りをしなおしたのかな?レギュラーモデルの検品落ちを修整、流用していたりして。


ただ、指板、フレット、ネック、ブリッジ、サドル、ナット等機能に関係するところは全く問題なくしっかり仕上がっています。

実はAmazonに出ている中華製安価ギターと迷っていたんです。ボディデザインなどちょっと魅力的なのがあったんですね。ただ、中華製の場合は現物を見ないで購入するのはかなり冒険ですよね。いくら安価でも大きなゴミになったら処分するのも大変ですし。その点、ヤマハなら最安モデルでも安心だろうと。

ま、仕上げに関してはどうしたヤマハ!?的な甘さがありますが、演奏や音に関わる基本的なところはしっかりしており、音も普通に良いんです。この辺りはさすがヤマハと感心させられました。こちらにして大正解でした。

現在はヤマハも多くのモデルがアジア製造みたいです。果たして仕上げの出来が満足できるレベルになるのはどの辺りの価格帯からなんでしょうか。気になりますね。  


Posted by Don West at 18:55Comments(0)