2023年12月16日
オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!
手元にある何本かのフィルムカメラ用レンズ。
今年になってカメラ本体も復活させ、フィルムで撮影してみました。
36枚撮りフィルムを撮り切るのに約3ヶ月かかり、100km離れたお店に現像に出してきました。
そこまで手間をかけたのに、現像されたネガをスキャナーで取り込んでみて愕然としました。ま、下手くそなんですよ。もっと場数を踏んで練習しなきゃ。でも、そのためにフィルムを使うのは勿体ないし、現像まで時間かかるから見直して反省して再トライというのも数ヶ月単位の時間が必要。
そこでデジカメを使うことを決意しました。腕を磨いてからフィルム一眼に再挑戦しようではありませんか。
手持ちの機材にマウントアダプターを追加するだけなんですが、今まで液晶画面でのピント合わせや絞り操作等の不確定要素、不安要素があり躊躇していました。Amazonをのぞいたらマウントアダプターが安価になっていたのでダメ元でトライしてみました。
手持ちの機材はこちら。実家にもう少しありますが保管状態が不安です。
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](//img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-006831000s1702196150.jpg)
AmazonでK&F ConceptのMINOLTA MD、MCレンズ用SONY Eマウント装着アダプターを約3,000円で購入しました。第2世代と言われるカッコよいデザインのものが5,000円チョイでありましたが機能は変わらないとのこと。電気接点などありませんから機能なんて皆無です。口コミではガタツキなどの精度が向上しているとか。
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](//img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-011821400s1702197908.jpg)
シルバーのリングがアダプターです。下のプラケースに入っていました。
MD-NEXになっていますが、35mmフルサイズのαシリーズでも問題なく使えます。第2世代といわれるものはMD-Eになっています。Eマウントということですね。
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](//img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-073136800s1702197867.jpg)
ボディ側に装着。若干緩く少々ガタつきがあります。
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](//img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-085119400s1702198067.jpg)
そこにレンズを装着。こちら側はガタつきなくしっかり装着できました。かなり長くなっちゃいますね。上に飛び出したエノキ茸状のリリースボタンが不格好です(笑)
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](//img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-042030400s1702197885.jpg)
カメラはSONYの初代α7 。
この初代α7にはボディ側の手ブレ防止機能がなく、更にマウントが樹脂製です。そしてバッテリーなどは既に廃盤となっています。社外品は安価に手に入りますが、バッテリーは純正が望ましいとの意見もあります。
これらの点は結構重要なポイントですよね。修理サポートや部品在庫の期限もありますし、中古を購入するのならもっと新しいモデルの方が良いと思います。
所謂オールドレンズ用にはミラーレス一眼レフデジカメが使われます。理由はいくつかあるのですがそれはまた別の機会に。SONYならAPS-CサイズのNEXシリーズやαの6000番台もよく使われているようですが、マニュアルフォーカスで使うのでファインダー装備の機種に限られます。
APS-Cだと35mmフィルムをトリミングした形になり、焦点距離が1.5倍相当、つまり50mmレンズなら75mm相当の画角になるそうです。望遠側を使いたい人にはお得で超望遠も手に入りやすくなるのですが、オールドレンズならではの周辺部の光量低下や解像度の甘さを期待する人には向かないかな、と思います。
さて、レンズをセットしたらカメラ側の設定を確認します。
メニューから「レンズなしレリーズ」が許可されているか確認します。デフォルトで許可になっているはずです。
後はボディ内手ぶれ補正がある機種ならそれを設定。
Dレンジオプティマイザーや各種補正は取り敢えずOFFにしてみます。レンズ補正は装着されたレンズの機種をカメラが認識してその機種に応じた個別情報を元に補正するらしいのです。つまり対応した機種にしか機能しません。古いMFレンズの情報なんてないでしょうし、第一電子接点がないので機種の認識すらできないでしょう。
後は露光とフォーカスを合わせてシャッターを押すだけ。
最近の一眼デジカメではレンズに絞り環が付いていないんですよね。カメラ側で絞り値を決めると電気的にレンズへ伝わり絞り羽を動かすと。オールドレンズにはそんな業は通用しません。
オールドレンズを装着したミラーレス一眼デジカメは絞りは機能しません。ディスプレイには「F:- -」と表示され、絞りダイヤルを回しても何も起きません。
この辺り、実際の使い方についてはまた別に書こうと思います。
今年になってカメラ本体も復活させ、フィルムで撮影してみました。
36枚撮りフィルムを撮り切るのに約3ヶ月かかり、100km離れたお店に現像に出してきました。
そこまで手間をかけたのに、現像されたネガをスキャナーで取り込んでみて愕然としました。ま、下手くそなんですよ。もっと場数を踏んで練習しなきゃ。でも、そのためにフィルムを使うのは勿体ないし、現像まで時間かかるから見直して反省して再トライというのも数ヶ月単位の時間が必要。
そこでデジカメを使うことを決意しました。腕を磨いてからフィルム一眼に再挑戦しようではありませんか。
手持ちの機材にマウントアダプターを追加するだけなんですが、今まで液晶画面でのピント合わせや絞り操作等の不確定要素、不安要素があり躊躇していました。Amazonをのぞいたらマウントアダプターが安価になっていたのでダメ元でトライしてみました。
手持ちの機材はこちら。実家にもう少しありますが保管状態が不安です。
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](http://img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-006831000s1702196150.jpg)
AmazonでK&F ConceptのMINOLTA MD、MCレンズ用SONY Eマウント装着アダプターを約3,000円で購入しました。第2世代と言われるカッコよいデザインのものが5,000円チョイでありましたが機能は変わらないとのこと。電気接点などありませんから機能なんて皆無です。口コミではガタツキなどの精度が向上しているとか。
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](http://img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-011821400s1702197908.jpg)
シルバーのリングがアダプターです。下のプラケースに入っていました。
MD-NEXになっていますが、35mmフルサイズのαシリーズでも問題なく使えます。第2世代といわれるものはMD-Eになっています。Eマウントということですね。
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](http://img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-073136800s1702197867.jpg)
ボディ側に装着。若干緩く少々ガタつきがあります。
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](http://img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-085119400s1702198067.jpg)
そこにレンズを装着。こちら側はガタつきなくしっかり装着できました。かなり長くなっちゃいますね。上に飛び出したエノキ茸状のリリースボタンが不格好です(笑)
![オールドレンズをデジカメで使っちゃおう! オールドレンズをデジカメで使っちゃおう!](http://img01.naturum.ne.jp/usr/n/i/i/niigatagijie/sp-042030400s1702197885.jpg)
カメラはSONYの初代α7 。
この初代α7にはボディ側の手ブレ防止機能がなく、更にマウントが樹脂製です。そしてバッテリーなどは既に廃盤となっています。社外品は安価に手に入りますが、バッテリーは純正が望ましいとの意見もあります。
これらの点は結構重要なポイントですよね。修理サポートや部品在庫の期限もありますし、中古を購入するのならもっと新しいモデルの方が良いと思います。
所謂オールドレンズ用にはミラーレス一眼レフデジカメが使われます。理由はいくつかあるのですがそれはまた別の機会に。SONYならAPS-CサイズのNEXシリーズやαの6000番台もよく使われているようですが、マニュアルフォーカスで使うのでファインダー装備の機種に限られます。
APS-Cだと35mmフィルムをトリミングした形になり、焦点距離が1.5倍相当、つまり50mmレンズなら75mm相当の画角になるそうです。望遠側を使いたい人にはお得で超望遠も手に入りやすくなるのですが、オールドレンズならではの周辺部の光量低下や解像度の甘さを期待する人には向かないかな、と思います。
さて、レンズをセットしたらカメラ側の設定を確認します。
メニューから「レンズなしレリーズ」が許可されているか確認します。デフォルトで許可になっているはずです。
後はボディ内手ぶれ補正がある機種ならそれを設定。
Dレンジオプティマイザーや各種補正は取り敢えずOFFにしてみます。レンズ補正は装着されたレンズの機種をカメラが認識してその機種に応じた個別情報を元に補正するらしいのです。つまり対応した機種にしか機能しません。古いMFレンズの情報なんてないでしょうし、第一電子接点がないので機種の認識すらできないでしょう。
後は露光とフォーカスを合わせてシャッターを押すだけ。
最近の一眼デジカメではレンズに絞り環が付いていないんですよね。カメラ側で絞り値を決めると電気的にレンズへ伝わり絞り羽を動かすと。オールドレンズにはそんな業は通用しません。
オールドレンズを装着したミラーレス一眼デジカメは絞りは機能しません。ディスプレイには「F:- -」と表示され、絞りダイヤルを回しても何も起きません。
この辺り、実際の使い方についてはまた別に書こうと思います。
Posted by Don West at 08:16│Comments(0)
│カメラ