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2022年11月07日

格安フライライン 初めてのシューティングヘッド編

時期や場所によるのですが、明るいうちにアジングをしているとフグにワームをズタズタにされてしまいます。フォーミュラーの付いたワームなんて跡形もなく食いちぎられてしまいます。

こんな時はサビキを使いたくなり、フロートリグでこっそりサビキを投げたりしてしまいます。
フライタックルなら堂々とサビキを使えるのになぁと常々思っていました。

そこで、初めてのシューティングヘッド、初めてのシンキングラインを揃えてみました。
フライアジングもシューティングヘッドもシンキングラインも未知の世界なので、River Peakの格安フライラインで試してみることにしました。


シューティングヘッドはIntermediate。10g 154grainの#4相当で34.4ft 10.5mと若干長めです。

ランニングラインもIntermediate。0.8mm 20lbの100ft。

これを熱溶着ループを作りループ・トゥ・ループで接続しました。


使う予定のロッドが#3-4指定なので#4相当にしましたが、もう少し重たくても良かったのかもしれません。
ランニングラインを0.8mmにしたのですが太過ぎてWFラインみたいな感じになってしまいました。0.6mmにすれば良かったです。

かなり安価なフライラインです。パッケージも簡易でスプールもありません。この辺りでのコスト削減が低価格につながるのなら大歓迎です。

コーティングは一般的なPVCなのですが、コアがダクロンのブレイデッドなのでライン自体が柔らかいと説明されています。
パッケージから出した時点で柔らかいことがわかります。コーティングが柔らかいのではなくコアに張りがないような柔らかさです。これは好みが分かれそうですね。

一般的にコーティングに関しては柔らかくても粘りがあればクラックは入りにくく耐久性は良くなると思います。このラインのコーティングは粘りがなく爪を立てるとサクッと入ってしまいそうな感触です。耐久性には少々不安があります。
SAのラインがゼリーやグミ、こんにゃくだとすると、このラインは噛む前の板ガムやういろう、いごねりみたいな感じでしょうか。

実際に使ってみました。

シューティングヘッドの先端にも熱溶着ループを作りリーダーを接続しました。

普通に気持ち良くループが伸びて行きます。ラインの柔らかさ、張りのなさは全く気になりません。滑りも良いですし、巻癖も皆無。
ただ、残念なことに柔らかさが災いしてヨレがとれず、ライン自体が捻れたままになってしまいます。


また、数日後キャスティング練習をしているとライン先端、溶着ループの根本のコーティングが切れてしまいました。ランニングラインとの接続部は問題ないんですが…

ここはSAのラインでも折れることがあります。以前ブレイデッドループを使っていた時はかなり頻繁に折れていたので溶着ループに変えた経緯があります。それでも時々折れるんです。溶着ループを作るときに熱をかけ過ぎたりすることが原因かもしれません。
溶着ループを作り直して再検討です。
なお、芝生の上でのキャス練を繰り返していたのですが、このループ部以外にはコーティングに傷や折れはありませんでした。

今後使い込んでみて耐久性を検証していきたいと思います。  


Posted by Don West at 19:38Comments(0)