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2025年01月12日

冬支度 雪掻き道具編

家の周りの除雪にはガソリン24馬力除雪幅110cmの中型除雪機を使っています。とても人力でやる気にはなれません。が、機械が入らない場所やそんなに積もっていない時、濡れた雪なんかは人手でやらざるを得ません。

そんな時に使うのがスノーダンプ。
この地域に来て初めての冬はバケットが樹脂製の所謂ママさんダンプを買ったのですが、全く太刀打ちできず、直ぐに鉄製の緑色のを購入しました。何処にでもある普及品です。15年以上は使っていましたが、遂にサビで穴があき、溶接も外れてしまいました。溶接は修理してくれる所があるのですが、穴が開いてはどうしようもありません。


そこで奮発して雪国のステータス、ステンレス製の高級スノーダンプを購入してみました。
この地域には、これじゃなきゃ駄目だよ!というくらい信仰している人も多いです。



さて、どんなもんでしょうか?

先ず、高価で重たいです。ステンレスは比重も単価も鉄より高いですからね。先端部分は少し厚いステンレスになっているのがウリです。耐久性と雪への刺さりが良いそうですが、これも重量増の一因なんでしょう。

そして雪離れ悪いです。特に濡れた雪や極寒時の粉雪はどんどんくっついてダルマになってきます。ひと掻き毎にくっついた雪を手で払い落とす、これはかなりイライラします。メーカーの説明にもあるようにワックスかシリコン塗装が必要ですね。

更に、アスファルトやコンクリート路面を滑らせる時の感触が気持ち悪いんです。鉄製だとガリガリするものの軽く滑ってくれるんですが、こいつはガリガリが食い込むというか粘りつくような感じがあるんです。

ま、本来は路面の上に薄く雪の層を残して滑らせるのが正しい使い方なんでしょうけど。

そして、バケットの背の部分。足で押しても耐えられるよう折り返して強度をあげてあるそうです。が、少々不安です。緑の鉄のヤツはフレームに横のバーが溶接してあり、ガンガン踏み付けても大丈夫でした。


正直、自分の使い方では価格に見合った利点は少ないかなと。屋根の雪下ろしなんかには良いのかな?緑の鉄製のヤツはガンガン使ってもノーメンテで15年持ちましたから耐久性を考えてもこちらで十分だと思いました。  


Posted by Don West at 18:18Comments(0)