2020年01月19日
フライロッド リビルトへの道 〜ラッピング、コーティング1回目〜
金曜の夜から一気に作業を進めました。
同じ様な写真ばかりが続きます(笑)
全てのガイドを取り付け完了。
ガイドは元々付いていたものを使ったのでフットの削りは不要です。また、このロッドはストリッピングガイドがやけに手前にあり、ガイドがトップも含めて9個なので間隔が広かったりしました。次にリビルト予定の同じくMiltresから1つ拝借し、OrvisのUltraFineと同じ配置にしました。
スレッドはPRO WRAPの#343 Burgundy、ナイロンのAです。ワンポイントでバットエンドから30cmの位置に3mm幅でブラウンを巻きました。こちらはGUDEBRODの#541 Brownです。GUDEBRODのスレッドは貴重品になってしまいました。このブランクにこのエポキシでどのように発色するのか見てみたかったので、デザイン無視でワンポイントで使ってみました。

Brownのラッピングは5mmで巻きましたが、この写真のように目立ち過ぎたので3mmで巻き直し。

ストリッピングガイドとその上のスネークガイド、トップガイドは10mm、それ以外は8mmの幅で巻いています。

最後のスレッド引き抜きの後、所々切れ端がはみ出してしまいました。ライターで赤く熱した針で焼きましたが、完全には処理出来ず。2回目のラッピングの前に削り取ります。


指がつりそうになったり、スレッドのボビンが転がり落ちたり、スレッド引き抜きのモノフィラが抜け落ちたり、ガイドが一直線に並んでいなくて付け直したり。
途中からストレスが溜まり作業が雑になってきます。
そこで秘密兵器、ラッピングベンチの投入です。初めから使えばよかったのに…

Pacific Bayのラッピングベンチなんですが、ロッド固定用のベルトが伸縮性のないベルクロテープでこれは全く役に立ちません。ゴムバンド等に交換する必要がありそうです。
ですが、片手が空くので作業性は格段に向上します。

1回目のエポキシは主剤、硬化剤、うすめ液を等量混ぜて薄く塗ります。糸目が潰れない位に薄く塗るので、ドライモーターは使いません。また、1回目でガイドやフックキーパーの根本にエポキシをしっかり流し込むこと。2回目からは流れ込んでくれなくなります。

スレッドが透け、かなり暗いトーンになりました。Wind Upのコルク部分は1度目のラッピングが透けてなかなか良い色合いに。

ガイドフットの透け具合も中々良いです。2度目のコーティングでもう少し透けると思います。
よく見るとガイドフットが曲がって取り付けられていたり、ラッピングの端が曲がっていたりしますが…


カーボンロービングとメタルロックで補強したフェルール。段差が付き、しかも補強部分(太くなった部分)はワントーン暗くなっています…

1日乾燥させてからスレッドの切れ端などの凸凹をデザインナイフで削り取ったら2度目のコーティングです。
同じ様な写真ばかりが続きます(笑)
全てのガイドを取り付け完了。
ガイドは元々付いていたものを使ったのでフットの削りは不要です。また、このロッドはストリッピングガイドがやけに手前にあり、ガイドがトップも含めて9個なので間隔が広かったりしました。次にリビルト予定の同じくMiltresから1つ拝借し、OrvisのUltraFineと同じ配置にしました。
スレッドはPRO WRAPの#343 Burgundy、ナイロンのAです。ワンポイントでバットエンドから30cmの位置に3mm幅でブラウンを巻きました。こちらはGUDEBRODの#541 Brownです。GUDEBRODのスレッドは貴重品になってしまいました。このブランクにこのエポキシでどのように発色するのか見てみたかったので、デザイン無視でワンポイントで使ってみました。

Brownのラッピングは5mmで巻きましたが、この写真のように目立ち過ぎたので3mmで巻き直し。

ストリッピングガイドとその上のスネークガイド、トップガイドは10mm、それ以外は8mmの幅で巻いています。

最後のスレッド引き抜きの後、所々切れ端がはみ出してしまいました。ライターで赤く熱した針で焼きましたが、完全には処理出来ず。2回目のラッピングの前に削り取ります。


指がつりそうになったり、スレッドのボビンが転がり落ちたり、スレッド引き抜きのモノフィラが抜け落ちたり、ガイドが一直線に並んでいなくて付け直したり。
途中からストレスが溜まり作業が雑になってきます。
そこで秘密兵器、ラッピングベンチの投入です。初めから使えばよかったのに…

Pacific Bayのラッピングベンチなんですが、ロッド固定用のベルトが伸縮性のないベルクロテープでこれは全く役に立ちません。ゴムバンド等に交換する必要がありそうです。
ですが、片手が空くので作業性は格段に向上します。

1回目のエポキシは主剤、硬化剤、うすめ液を等量混ぜて薄く塗ります。糸目が潰れない位に薄く塗るので、ドライモーターは使いません。また、1回目でガイドやフックキーパーの根本にエポキシをしっかり流し込むこと。2回目からは流れ込んでくれなくなります。

スレッドが透け、かなり暗いトーンになりました。Wind Upのコルク部分は1度目のラッピングが透けてなかなか良い色合いに。

ガイドフットの透け具合も中々良いです。2度目のコーティングでもう少し透けると思います。
よく見るとガイドフットが曲がって取り付けられていたり、ラッピングの端が曲がっていたりしますが…


カーボンロービングとメタルロックで補強したフェルール。段差が付き、しかも補強部分(太くなった部分)はワントーン暗くなっています…

1日乾燥させてからスレッドの切れ端などの凸凹をデザインナイフで削り取ったら2度目のコーティングです。
Posted by Don West at 08:25│Comments(0)
│フライフイッシング