2023年01月23日
トヨタ ヴィッツ 荷室の雨漏り まだ漏れます
3代目 130系ヴィッツの荷室雨漏り対策の第4弾です。
スコープカメラを購入しました。今の時代、光学ファイバーを使ったファイバースコープではなく、小型カメラを使ったスコープが多く販売されています。光学ファイバーは高価な割に画質も悪く、ファイバーを折らないように取り扱いもシビアですが、これならば格安に作れるでしょう。ただ、先端部は5mm程度と太めで、海外製のものばかりです。
以前、できるだけ先端が細いものを探した結果、スマホ接続のカメラ付き耳掻きを購入したのですが、あっという間に壊れてしまいました。しかも先端はかなり熱くなりとても耳には入れられませんでした。
で、今回は太めでも構わないので、焦点の合う範囲が広いとのコメントのあったファイバースコープ型CMOSカメラを購入してみました。しかも千円少々と激安。これなら画質が悪くてもすぐ壊れてもダメージは少ないですね。
で、こんな姿で届きました。他の商品と一緒に入っていたので、あれ?USBケーブルなんて買ったかな?と思ってしまいました。

かんたんな説明書と、先端に付けるアダプター3種。

説明書は中国語と英語で。


ケーブルには何かに挟まれたような圧痕が。本物のファイバースコープなら大事ですね。

ケーブルの途中には昭和の家電のようなスイッチが。シルバーのボタンでスクリーンショット、横のダイヤルで先端のLEDの照度調整をします。

アプリはUSBカメラ スタンダード版なるものを入れてみました。問題なく使えますが、スクリーンショットボタンには対応していないらしく、ボタンを押すとアプリが落ちます。但し、アプリ側にスクリーンショットと録画ボタンがあり問題なく撮影されました。
LEDの照度調整は問題なく作動します。
フォーカスが合うには5cm位離れないと無理ですが、フォーカスが合えばなかなかキレイに写ります。もっと近くから合ってくれると使いやすいんですが…

テールランプのガスケットを交換した後ですが、雨漏り箇所の構造確認をしてみました。
左側Cピラーにあるテールランプのサービスホールからスコープを入れて行きます。
これが問題のクリップ。ガスケットの外側にあり車内側にまで貫通していて、構造的に最も怪しいところ。写真右側が車両後側、写真左側が前方、写真下側が車体の下側になります。

下側に向かうといきなり白いむにゅむにゅしたグロい物が見えてビビります。この写真で上側が車体中心側、ラゲッジスペースのフロアの層と思われます。写真右側がバックパネルです。写真下側は車体左側になり、更に深く落ち込んでいます。

何だかシーラーの色が違っているような?まさか修復歴あり?
深い側にスコープを入れて行きます。底の方で何かが反射しています。

水が溜まっていますね。ガスケット交換前から溜まっていたんだと思いたい…

フォーカスが合っていませんが、端の方は少し錆びているような。

で、スコープを少し引き上げラゲッジスペースのフロア側を見てみます。フロアに雨水が溜まっていたのでここから流れて来ていると思うのですが…

怪しいクリップの真下はこの様に隙間が空いていて、雨水は先程の深い部分に流れ落ちそうなんです。

この一段深いエリアにはベンチレーターが設置されていてバンパー裏に開口しています。ベンチレーターからの湿気やテールランプからの雨漏りをここに溜めるという設計なのでしょう。
ということは、ラゲッジスペースへ漏れてきた水は、まさかこの深い部分が満水になり溢れ出たものなのでしょうか?
取り敢えず構造は把握できました。
点滴作戦実行です。
ルーフモール、テールゲート上から水を流してみます。
ラゲッジスペースレベルのフロア、一段深いフロアともに水は見えません。

テールランプを止めているクリップ、ガイド穴からも漏れはなし。

以前はラゲッジルームの照明灯辺りも濡れていましたがこれも無し。ルーフのシーラー割れからも漏れていたんでしょうね。
クリップやガイド穴に集中的に水が流れるようテールランプ上の隙間から流し込んでみます。

クリップやガイド穴からは漏れていませんが、何故か一段深いフロアが湿っています。

スコープの角度を変えながら色々と探ってみると、やはりベンチレーターが濡れているような。近くのスポンジも湿っているように見えます。
ベンチレーターのすぐ上にはリアバンパーのリテーナーが止められていますがここは目視でき、漏れは確認できず。

底にあるグロメットは中心がスポンジになっている水抜きグロメットのように見えます。詰まっているわけではないと思いますが…
どの程度漏れてどの程度溜まるのか。排水が追いつかずラゲッジスペースへ溢れ出る程溜まるのか?
もう少し様子を見てみようと思います。
スコープカメラを購入しました。今の時代、光学ファイバーを使ったファイバースコープではなく、小型カメラを使ったスコープが多く販売されています。光学ファイバーは高価な割に画質も悪く、ファイバーを折らないように取り扱いもシビアですが、これならば格安に作れるでしょう。ただ、先端部は5mm程度と太めで、海外製のものばかりです。
以前、できるだけ先端が細いものを探した結果、スマホ接続のカメラ付き耳掻きを購入したのですが、あっという間に壊れてしまいました。しかも先端はかなり熱くなりとても耳には入れられませんでした。
で、今回は太めでも構わないので、焦点の合う範囲が広いとのコメントのあったファイバースコープ型CMOSカメラを購入してみました。しかも千円少々と激安。これなら画質が悪くてもすぐ壊れてもダメージは少ないですね。
で、こんな姿で届きました。他の商品と一緒に入っていたので、あれ?USBケーブルなんて買ったかな?と思ってしまいました。

かんたんな説明書と、先端に付けるアダプター3種。

説明書は中国語と英語で。


ケーブルには何かに挟まれたような圧痕が。本物のファイバースコープなら大事ですね。

ケーブルの途中には昭和の家電のようなスイッチが。シルバーのボタンでスクリーンショット、横のダイヤルで先端のLEDの照度調整をします。

アプリはUSBカメラ スタンダード版なるものを入れてみました。問題なく使えますが、スクリーンショットボタンには対応していないらしく、ボタンを押すとアプリが落ちます。但し、アプリ側にスクリーンショットと録画ボタンがあり問題なく撮影されました。
LEDの照度調整は問題なく作動します。
フォーカスが合うには5cm位離れないと無理ですが、フォーカスが合えばなかなかキレイに写ります。もっと近くから合ってくれると使いやすいんですが…

テールランプのガスケットを交換した後ですが、雨漏り箇所の構造確認をしてみました。
左側Cピラーにあるテールランプのサービスホールからスコープを入れて行きます。
これが問題のクリップ。ガスケットの外側にあり車内側にまで貫通していて、構造的に最も怪しいところ。写真右側が車両後側、写真左側が前方、写真下側が車体の下側になります。

下側に向かうといきなり白いむにゅむにゅしたグロい物が見えてビビります。この写真で上側が車体中心側、ラゲッジスペースのフロアの層と思われます。写真右側がバックパネルです。写真下側は車体左側になり、更に深く落ち込んでいます。

何だかシーラーの色が違っているような?まさか修復歴あり?
深い側にスコープを入れて行きます。底の方で何かが反射しています。

水が溜まっていますね。ガスケット交換前から溜まっていたんだと思いたい…

フォーカスが合っていませんが、端の方は少し錆びているような。

で、スコープを少し引き上げラゲッジスペースのフロア側を見てみます。フロアに雨水が溜まっていたのでここから流れて来ていると思うのですが…

怪しいクリップの真下はこの様に隙間が空いていて、雨水は先程の深い部分に流れ落ちそうなんです。

この一段深いエリアにはベンチレーターが設置されていてバンパー裏に開口しています。ベンチレーターからの湿気やテールランプからの雨漏りをここに溜めるという設計なのでしょう。
ということは、ラゲッジスペースへ漏れてきた水は、まさかこの深い部分が満水になり溢れ出たものなのでしょうか?
取り敢えず構造は把握できました。
点滴作戦実行です。
ルーフモール、テールゲート上から水を流してみます。
ラゲッジスペースレベルのフロア、一段深いフロアともに水は見えません。

テールランプを止めているクリップ、ガイド穴からも漏れはなし。

以前はラゲッジルームの照明灯辺りも濡れていましたがこれも無し。ルーフのシーラー割れからも漏れていたんでしょうね。
クリップやガイド穴に集中的に水が流れるようテールランプ上の隙間から流し込んでみます。

クリップやガイド穴からは漏れていませんが、何故か一段深いフロアが湿っています。

スコープの角度を変えながら色々と探ってみると、やはりベンチレーターが濡れているような。近くのスポンジも湿っているように見えます。
ベンチレーターのすぐ上にはリアバンパーのリテーナーが止められていますがここは目視でき、漏れは確認できず。

底にあるグロメットは中心がスポンジになっている水抜きグロメットのように見えます。詰まっているわけではないと思いますが…
どの程度漏れてどの程度溜まるのか。排水が追いつかずラゲッジスペースへ溢れ出る程溜まるのか?
もう少し様子を見てみようと思います。