2022年11月30日
格安フライライン フローティング編
最近、ネット通販で格安のフライ用品を目にします。これからフライを始めてみようという人は多いのでしょうか?
自分が始めた40年程昔、フライフィッシングはまだ一部の人しか知らない世界だったのですが、それでも入門用としてシェクスピアから比較的安価なセット物が出ていました。(余談ですがシェクスピアのスピニングロッド、愛用していました。)
友達がこのセットを使っていたので自分も使わせてもらったことがありますが、上手くキャスティングできなかった記憶があります。
フライフィッシングの場合はキャスティングという難関があります。高価な道具が必要とは言いませんが、しっかりと考えて作られた道具と、しっかりとバランスのとれたタックルを使うことが上達の秘訣だと思います。当時のセット物では今の自分でもまともにキャスティングできないと思います。
一方で、タックルの高価格化には驚かされます。
以前のブログでも書きましたがルースターのハックルケープはこの10年で倍以上の価格になっていると思います。フライフィッシングのもうひとつの関門、フライタイイングの敷居を上げているのは間違いないのでは?
フライラインはそこまで需要あるのかと思うほど細分化され最新技術の導入で高騰。
ウェーダーは軒並み10万円超え。自分は国産メーカーの透湿ウェーダーを安価に購入しましたが性能には大満足です。
まぁ、高価格な物ばかりではフライフィッシングの敷居を上げてしまうと考えてなのか、そこそこお手頃なものもほんの僅かながらラインナップしているのは良心だとは思いますが。
そんな中で消耗品でもあるフライラインで安価な製品が出てきたのは朗報です。
安いけれど使い物にならなければ初心者はキャスティングに挫折しフライフィッシングの世界から離れてしまうでしょうが、以前使ってみたRiv Peakの格安ライトシューティングヘッドは好印象でした。では、低番手のフローティング・ラインはどうでしょうか?
試してみました。
今や貴重なDTです。カラーは何と9種類!税込みで2,068円と驚きの低価格です!これなら毎年巻き替えてもいいですよね。
長さが100ft 30.5mと長いラインです。テーパー部は13ft2inと若干短めでしょうか。
太さは太めに感じます。ノギスで測ってみると最も太い部分が1.1mm。エアセルで測ってみると、#3は1.0mm、#4は1.1mmです。ノギスなので精度は良くないですが、太さはエアセルの#4相当です。フライラインの太さには特に規定はなかったと思います。先端30フィートの重さで番手が決まるだけで、同じ番手のラインでも比重の軽い素材で浮力を出そうとすれば太くなりますし、風の影響を受けにくくしたければ浮力を犠牲に高比重な素材で細く仕上げることになります。この辺りはメーカーやシリーズにより様々なので、一概に太いから良くないということはありません。



スプールが付いていないのでリールに巻くときは空のスプールを利用します。こうしないでラインを解すように巻くと撚れますよ!


ECHOの格安フライリール、BASE 3/4に巻いてみました。バッキングはフライラインを巻き止めるためだけに1m程度。なんとこれでスプールギリギリになってしまいました。100ftという長さと太めだからでしょう。
よく渓流用にはフライラインを半分に切って使うという人もいます。ですが、この長めのラインですら半分で50ft 15mになります。出し切ってしまうことも多いのではないでしょうか?最近の短いフライラインなんて怖くて半分にはできません。

実際に庭でキャスティングしてみました。
シンキングのシューティングヘッドは張りがなくコーティングも粘りがない感じでした。ですが、このラインはそれよりは張りがあり、コーティングも少し粘りがある感じです。他社の柔らかめのラインと大きな違いはないように思えます。
キャスティングも特に違和感はありません。ゆっくりと解ける広いループから狭く早いループまで、投げ方次第で対応できます。遠投もやりやすいです。
止水の管釣りで試したところぽっかりと浮くという程ではありませんが浮力も問題ありません。数時間使い続けましたが、いつも使っているエアセルと違和感なく、格安ということも意識することもなく、普通に使い続けていました。

このように、使い勝手に関しては安かろう悪かろうではありません。耐久性はこれからの検証になりますが、今のところ全く普通に使えています。
ブランドとか価格にこだわらなければ選択肢になります。
1万円以上するフライラインにティペットを絡めて切れ目を入れてしまったり、岩の間の流れに飲まれたのを無理矢理引っ張り出して傷を付けてしまったり、大きな石の間に挟まれたまま石が動いてコーティングが切れたりして落ち込むより、このラインを使い倒す方が精神衛生上も良いと思います。
自分が始めた40年程昔、フライフィッシングはまだ一部の人しか知らない世界だったのですが、それでも入門用としてシェクスピアから比較的安価なセット物が出ていました。(余談ですがシェクスピアのスピニングロッド、愛用していました。)
友達がこのセットを使っていたので自分も使わせてもらったことがありますが、上手くキャスティングできなかった記憶があります。
フライフィッシングの場合はキャスティングという難関があります。高価な道具が必要とは言いませんが、しっかりと考えて作られた道具と、しっかりとバランスのとれたタックルを使うことが上達の秘訣だと思います。当時のセット物では今の自分でもまともにキャスティングできないと思います。
一方で、タックルの高価格化には驚かされます。
以前のブログでも書きましたがルースターのハックルケープはこの10年で倍以上の価格になっていると思います。フライフィッシングのもうひとつの関門、フライタイイングの敷居を上げているのは間違いないのでは?
フライラインはそこまで需要あるのかと思うほど細分化され最新技術の導入で高騰。
ウェーダーは軒並み10万円超え。自分は国産メーカーの透湿ウェーダーを安価に購入しましたが性能には大満足です。
まぁ、高価格な物ばかりではフライフィッシングの敷居を上げてしまうと考えてなのか、そこそこお手頃なものもほんの僅かながらラインナップしているのは良心だとは思いますが。
そんな中で消耗品でもあるフライラインで安価な製品が出てきたのは朗報です。
安いけれど使い物にならなければ初心者はキャスティングに挫折しフライフィッシングの世界から離れてしまうでしょうが、以前使ってみたRiv Peakの格安ライトシューティングヘッドは好印象でした。では、低番手のフローティング・ラインはどうでしょうか?
試してみました。
今や貴重なDTです。カラーは何と9種類!税込みで2,068円と驚きの低価格です!これなら毎年巻き替えてもいいですよね。
長さが100ft 30.5mと長いラインです。テーパー部は13ft2inと若干短めでしょうか。
太さは太めに感じます。ノギスで測ってみると最も太い部分が1.1mm。エアセルで測ってみると、#3は1.0mm、#4は1.1mmです。ノギスなので精度は良くないですが、太さはエアセルの#4相当です。フライラインの太さには特に規定はなかったと思います。先端30フィートの重さで番手が決まるだけで、同じ番手のラインでも比重の軽い素材で浮力を出そうとすれば太くなりますし、風の影響を受けにくくしたければ浮力を犠牲に高比重な素材で細く仕上げることになります。この辺りはメーカーやシリーズにより様々なので、一概に太いから良くないということはありません。



スプールが付いていないのでリールに巻くときは空のスプールを利用します。こうしないでラインを解すように巻くと撚れますよ!


ECHOの格安フライリール、BASE 3/4に巻いてみました。バッキングはフライラインを巻き止めるためだけに1m程度。なんとこれでスプールギリギリになってしまいました。100ftという長さと太めだからでしょう。
よく渓流用にはフライラインを半分に切って使うという人もいます。ですが、この長めのラインですら半分で50ft 15mになります。出し切ってしまうことも多いのではないでしょうか?最近の短いフライラインなんて怖くて半分にはできません。

実際に庭でキャスティングしてみました。
シンキングのシューティングヘッドは張りがなくコーティングも粘りがない感じでした。ですが、このラインはそれよりは張りがあり、コーティングも少し粘りがある感じです。他社の柔らかめのラインと大きな違いはないように思えます。
キャスティングも特に違和感はありません。ゆっくりと解ける広いループから狭く早いループまで、投げ方次第で対応できます。遠投もやりやすいです。
止水の管釣りで試したところぽっかりと浮くという程ではありませんが浮力も問題ありません。数時間使い続けましたが、いつも使っているエアセルと違和感なく、格安ということも意識することもなく、普通に使い続けていました。

このように、使い勝手に関しては安かろう悪かろうではありません。耐久性はこれからの検証になりますが、今のところ全く普通に使えています。
ブランドとか価格にこだわらなければ選択肢になります。
1万円以上するフライラインにティペットを絡めて切れ目を入れてしまったり、岩の間の流れに飲まれたのを無理矢理引っ張り出して傷を付けてしまったり、大きな石の間に挟まれたまま石が動いてコーティングが切れたりして落ち込むより、このラインを使い倒す方が精神衛生上も良いと思います。