2024年10月19日
ZOOM MS-50G+
ZOOMのコンパクトマルチエフェクター、MS-50G+です。
サイズはちょっと大柄なコンパクトエフェクター程度で外観からはコイツがマルチエフェクターだとはわからないでしょう。ホワイトということもありガンダムを連想してしまうのは私だけでしょうか?
右サイドにインプット。乾電池駆動時はジャックを刺すと電源が入ります。横から見るとノブはペダルスイッチより低く設置され、ペダル操作の邪魔にならないよう配置されているのがわかります。ノブが斜めになっているのはペダルより低くしてもノブの摘みやすさを確保するための苦肉の策なんでしょうね。
左サイドのアウトプットはステレオ。
筐体は樹脂ですね。コンパクトエフェクターの魅力のひとつに使い込んで塗装が剥げたり錆びたりしても現役、ってのがあると思うんですけど、樹脂製だとそうはならないですよね。
ACアダプター端子は深く落ち込んでいるので専用品以外だと入らないものもありそうです。ここは要チェックですね。現場で多少乱暴に扱っても抜けたり破損したりしないようにとの配慮でしょう。USB-Cでの給電も可能です。
乾電池は底面に。単3を2本です。コンパクトエフェクターといえばの四角い9Vではないんです。
最近のスマホなんかと同じで取説が付いてきません。ネットでダウンロードできるし、動画もありました。
基本的にはアンプとエフェクターを最大6台並べたパッチをストアしていき、使いたいパッチをペダルで選ぶという使い方。一般的なアンプシミュレーターと同じですね。ただ、DSPの処理能力の限界なのかエフェクターの組み合わせによっては6台フルに使えない場合もあります。
上側の▲▼のペダルを踏む度にメモリーした順番にパッチが切り替わります。
一瞬パッチ番号とパッチ名が表示され、
直ぐにそのパッチで使われているエフェクターの図柄が表示されます。これがちょっとややこしいんですよね。パッチ番号とパッチ名を表示し続けて欲しいです。今どのパッチが選ばれているのかわからんのです。
フロアタイプの場合、幾つか並んだフットスイッチにパッチを振り分けて一発で切り替えることができます。が、MS-50G+の場合はペダルを踏む度にパッチが送られ、目的のパッチが出てくるまで何度もペダルを踏まなくてはいけません。これはコンパクトタイプだから仕方ないことで、対策としてプリセレクト機能なるものがあります。ただ、これもリズム→ソロという切り替えには有用でしょうが、その後またリズムに戻ったり別のパッチを呼び出すのは難しいんです。
前機種のMS-50Gはパッチの切り替え順を設定する機能があったみたいですが、廃止されたようです。パッチを切り替えて使う人は少数派なんでしょうか?
で、ペダルの配置とかフットスイッチがあることとかパッチ名が常時表示されないこととかから考えると、パッチを切り替えるというよりも、1つのパッチの中でエフェクターのON/OFFをするという使い方をメインに考えて作ったのかなとも思えます。
パッチを選び、下側の◀▶のペダルを踏むとそのパッチに入っているエフェクターやアンプが並び順で出てきます。
このパッチにはKRAMPUS DRIVEというアンプモデルしか入っていないみたいです。
こちらのパッチは5種類のエフェクターやアンプで構成されているみたいです。
で、◀▶ペダルで目的のエフェクターを選び真ん中のフットスイッチでそのエフェクターのみをON/OFFするのです。
ん〜、マルチやアンシミュを使う時って、パッチの切り替えがメインではないの?
せめて下側にパッチ選択の▲▼ペダルを配置してあると使いやすいんですが。
因みに液晶が淫靡なピンク色ですが、これはエフェクターの分類毎に色分けされていて、ドライブ系がピンク色、ディレイ系は青色、フィルター系がオレンジとかだったと思います。この辺りも個別にエフェクターのON/OFFをする使い方を考慮しているんでしょう。
使い勝手についてはコンパクトサイズならではの制限があり致し方ないところかと思います。ま、自分はステージでガンガン使うような目的ではないのでよいのですが、本格的に使う方にとってはかなり厳しいんじゃないでしょうか。
サウンドについては、個人的にはやっぱりZOOMっぽさが強いかなと思います。歪み系、空間系とも極端に効くというか、エフェクターの効果が強く出過ぎる感じです。いつも使っているLine6のHDシリーズと同じような感覚でセッティングすると、アンプの場合はハイが強くゲインも強めになります。エフェクターは、歪み系はアンプと同じ傾向で、空間系は強く効いてしまいます。アンプもエフェクターもかなり控えめなセッティングになるんですが、2〜3メモリ動かしただけで極端に効きが変わるんで、狙ったセッティングにするのが微妙に難しいんです。
でも、アンプもエフェクターもそれぞれのモデルの特徴は捉えていて、自宅練習レベルの音量では実に楽しいし気持ち良い音が出ます。
大きなアンプで大音量で鳴らしたり、DAWで録音したりするとどうなのかはわかりませんが、自宅練習で使うという目的なら満足できるサウンドではないでしょうか。
サイズはちょっと大柄なコンパクトエフェクター程度で外観からはコイツがマルチエフェクターだとはわからないでしょう。ホワイトということもありガンダムを連想してしまうのは私だけでしょうか?
右サイドにインプット。乾電池駆動時はジャックを刺すと電源が入ります。横から見るとノブはペダルスイッチより低く設置され、ペダル操作の邪魔にならないよう配置されているのがわかります。ノブが斜めになっているのはペダルより低くしてもノブの摘みやすさを確保するための苦肉の策なんでしょうね。
左サイドのアウトプットはステレオ。
筐体は樹脂ですね。コンパクトエフェクターの魅力のひとつに使い込んで塗装が剥げたり錆びたりしても現役、ってのがあると思うんですけど、樹脂製だとそうはならないですよね。
ACアダプター端子は深く落ち込んでいるので専用品以外だと入らないものもありそうです。ここは要チェックですね。現場で多少乱暴に扱っても抜けたり破損したりしないようにとの配慮でしょう。USB-Cでの給電も可能です。
乾電池は底面に。単3を2本です。コンパクトエフェクターといえばの四角い9Vではないんです。
最近のスマホなんかと同じで取説が付いてきません。ネットでダウンロードできるし、動画もありました。
基本的にはアンプとエフェクターを最大6台並べたパッチをストアしていき、使いたいパッチをペダルで選ぶという使い方。一般的なアンプシミュレーターと同じですね。ただ、DSPの処理能力の限界なのかエフェクターの組み合わせによっては6台フルに使えない場合もあります。
上側の▲▼のペダルを踏む度にメモリーした順番にパッチが切り替わります。
一瞬パッチ番号とパッチ名が表示され、
直ぐにそのパッチで使われているエフェクターの図柄が表示されます。これがちょっとややこしいんですよね。パッチ番号とパッチ名を表示し続けて欲しいです。今どのパッチが選ばれているのかわからんのです。
フロアタイプの場合、幾つか並んだフットスイッチにパッチを振り分けて一発で切り替えることができます。が、MS-50G+の場合はペダルを踏む度にパッチが送られ、目的のパッチが出てくるまで何度もペダルを踏まなくてはいけません。これはコンパクトタイプだから仕方ないことで、対策としてプリセレクト機能なるものがあります。ただ、これもリズム→ソロという切り替えには有用でしょうが、その後またリズムに戻ったり別のパッチを呼び出すのは難しいんです。
前機種のMS-50Gはパッチの切り替え順を設定する機能があったみたいですが、廃止されたようです。パッチを切り替えて使う人は少数派なんでしょうか?
で、ペダルの配置とかフットスイッチがあることとかパッチ名が常時表示されないこととかから考えると、パッチを切り替えるというよりも、1つのパッチの中でエフェクターのON/OFFをするという使い方をメインに考えて作ったのかなとも思えます。
パッチを選び、下側の◀▶のペダルを踏むとそのパッチに入っているエフェクターやアンプが並び順で出てきます。
このパッチにはKRAMPUS DRIVEというアンプモデルしか入っていないみたいです。
こちらのパッチは5種類のエフェクターやアンプで構成されているみたいです。
で、◀▶ペダルで目的のエフェクターを選び真ん中のフットスイッチでそのエフェクターのみをON/OFFするのです。
ん〜、マルチやアンシミュを使う時って、パッチの切り替えがメインではないの?
せめて下側にパッチ選択の▲▼ペダルを配置してあると使いやすいんですが。
因みに液晶が淫靡なピンク色ですが、これはエフェクターの分類毎に色分けされていて、ドライブ系がピンク色、ディレイ系は青色、フィルター系がオレンジとかだったと思います。この辺りも個別にエフェクターのON/OFFをする使い方を考慮しているんでしょう。
使い勝手についてはコンパクトサイズならではの制限があり致し方ないところかと思います。ま、自分はステージでガンガン使うような目的ではないのでよいのですが、本格的に使う方にとってはかなり厳しいんじゃないでしょうか。
サウンドについては、個人的にはやっぱりZOOMっぽさが強いかなと思います。歪み系、空間系とも極端に効くというか、エフェクターの効果が強く出過ぎる感じです。いつも使っているLine6のHDシリーズと同じような感覚でセッティングすると、アンプの場合はハイが強くゲインも強めになります。エフェクターは、歪み系はアンプと同じ傾向で、空間系は強く効いてしまいます。アンプもエフェクターもかなり控えめなセッティングになるんですが、2〜3メモリ動かしただけで極端に効きが変わるんで、狙ったセッティングにするのが微妙に難しいんです。
でも、アンプもエフェクターもそれぞれのモデルの特徴は捉えていて、自宅練習レベルの音量では実に楽しいし気持ち良い音が出ます。
大きなアンプで大音量で鳴らしたり、DAWで録音したりするとどうなのかはわかりませんが、自宅練習で使うという目的なら満足できるサウンドではないでしょうか。
乾電池駆動ミニサイズギターアンプ VOX編
乾電池駆動ミニサイズギターアンプ Fender編
小型マルチエフェクター
Sterling by MUSICMAN silo3 タバコバースト(改)
イナーシャブロック顛末記
乾電池駆動ミニサイズギターアンプ Marshall編
乾電池駆動ミニサイズギターアンプ Fender編
小型マルチエフェクター
Sterling by MUSICMAN silo3 タバコバースト(改)
イナーシャブロック顛末記
乾電池駆動ミニサイズギターアンプ Marshall編
Posted by Don West at 21:46│Comments(0)
│ギター